大阪でセミナー・イベントのライブ配信・ロケ中継におすすめの配信業者5選
コロナ禍を経て急速に普及したオンラインイベント。セミナーやイベントをライブ配信で行えば特定の場所に集まる必要がなく、どの地域に住んでいても手軽に参加できるため、集客数の増加が期待できます。そのため、コロナ禍が収束したとされる現在においてもオンラインイベントを活用する企業も多く、リアルイベントとオンラインイベントを組み合わせたハイブリッドイベントを開催する企業が増加しています。
しかし、セミナーのライブ配信やイベントのロケ中継・映像収録は、専門機材や専門知識が必要となり、自社での内製は困難です。そのため、業者に依頼するのが一般的ですが、どの配信業者を選べばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、大阪に拠点を置く企業に向けて、大阪でおすすめのセミナー・イベント配信業者を5社紹介します。セミナー配信業者の基礎知識や選び方も解説していますので、ぜひご参考にしてください。
目次
ライブ配信業者の活用シーン
ライブ配信業者は、セミナーなどのライブ配信だけでなく、各種イベントのロケ中継にも対応していることが多いです。いずれの場合も、配信用の機材を載せたロケ車を現地に移動させ、配信をリアルタイムで行います。
こうした業者にとってセミナー配信は対応範囲の一項目にすぎず、その他にも次のようなイベントに対応しているのが一般的です。
- スポーツイベント
- 音楽ライブ・コンサート
- アイドル・声優イベント
- お祭り
- 地域イベント
- ゲームショー
- 舞台
- 発表会
- 講演・シンポジウム・カンファレンス
- 新商品発表会
- 新卒説明会
- 講義 など
また、セミナーについてはスタジオからライブ配信を行う方法もあります。ロケ車のように移動ができないため配信できる範囲は狭まりますが、スタジオで撮影することによってノイズレスな音声を収録できたり、背景合成が可能になったりするなど、配信のクオリティを高められるというメリットがあります。
大阪でセミナーのライブ配信やイベントのロケ中継におすすめの配信業者5選
大阪でおすすめのライブ配信業者は以下の5社です。
- EVENT STREAMING(ワンストップスタジオ京都)
- 株式会社ジェイ・ビジョン
- 株式会社コスモスエンタープライズ
- ハーツ・ミュージック株式会社
- レクープロダクション
「どの配信業者を選べばよいかわからない」という方は、この中から任意の会社を選ぶとよいでしょう。
⒈EVENT STREAMING(ワンストップスタジオ京都)
撮影スタジオ「ワンストップスタジオ京都」では、ロケ中継・ライブ配信専門の「Event Streaming」というサービスを運営しています。ディレクターやカメラマンなど、配信に必要なスタッフを抱えており、ナレーターやタレントの手配まで依頼できるのが特徴です。
ワンストップスタジオは京都に拠点を置いているもののロケ車を有しているため、大阪をはじめ、全国でのセミナーのライブ配信、イベントのロケ中継にも対応可能です。また、セミナーの他にもスポーツイベントやコンサートなどのさまざまなイベントのロケ中継に対応しており、幅広いシーンで活用できます。
配信用の機材はどれもハイスペックなうえ、ライブ配信・ロケ中継の実績が豊富なスタッフ・クルーが多数在籍。配信実績は年間150件を超えているため、安心して依頼できるでしょう。
Event Streamingでは、カスタマイズ可能な3種類のプランが提供されており、自社のニーズに必要なサービスだけをピンポイントで選べます。アーカイブ配信にも対応しており、一度収録した映像を何度でも使い回せるため、コストパフォーマンスに優れた依頼が可能です。
配信業者名 | ワンストップスタジオ京都 |
サービス名 | Event Streaming |
運営会社 | 株式会社ジェー・ピー・シー |
対応可能エリア | 関西全域・全国対応 |
会社設立年月日 | 1994年10月3日 |
電話番号 | 075-365-0571(代) |
所在地 | 〒600-8062 京都府京都市下京区富小路通高辻下る 恵美須屋町193番地 |
事業内容 | イベント・ライブ配信や、スタジオ運営、ナレーター派遣 宣伝広告物の制作、Webサイト・動画コンテンツの作成など |
従業員数 | 81名 |
⒉株式会社ジェイ・ビジョン
出典:株式会社ジェイ・ビジョン
株式会社ジェイ・ビジョンは、企画・制作・撮影・編集を手がけている映像配信会社です。インターネット配信代行サービスを提供しており、セミナーの他にも、Web会議や記者会見、スポーツ中継、製品発表会に対応しています。
低予算でもライブ配信の依頼が可能な「インターネット配信プラン(カメラ1台)」では、カメラ1台、カメラマン1名、配信オペレータ1名、配信先1サイトと、必要最低限の設備・体制で配信を行いたい場合に重宝するでしょう。
LiveUシステムによるシームレスな配信にも対応しているため、インターネット回線のない会場からでも高画質なライブ配信ができるようです。
社名 | 株式会社ジェイ・ビジョン |
サービス名 | なし |
対応可能エリア | 要問合せ |
会社設立年月日 | 平成12年6月15日 |
電話番号 | 072-222-8164 |
所在地 | 〒590-0954 大阪府堺市堺区大町東4丁1番8号 |
事業内容 | ENG撮影、記録映像の撮影、編集など |
従業員数 | 非公開 |
⒊株式会社コスモスエンタープライズ
株式会社コスモスエンタープライズでは、イベントの配信サービスを提供しています。セミナーの他にも、社内表彰・決起会、音楽イベント、講演・学会、学校行事などのライブ配信が可能です。
主にYouTube上でのライブ配信「YouTube Live」に対応しています。配信終了後にはデータでも納品してもらえるため、記録として残すことや電波トラブルが起きた際に再配信することも可能です。
YouTube Liveにこだわる理由を丁寧に説明してくれていることから、サービスへの納得感が高いのが強みです。その他の側面においても、丁寧にサポートをしてくれることが期待できるでしょう。
社名 | 株式会社コスモスエンタープライズ |
サービス名 | なし |
対応可能エリア | 要問合せ |
会社設立年月日 | 平成6年9月 |
電話番号 | 06-6781-7600 |
所在地 | 〒577-0027 大阪府東大阪市新家中町1−20 |
事業内容 | イベント配信や音響、照明、映像、 楽器レンタル、イベントの企画など |
従業員数 | 非公開 |
4.246Byun(株式会社ウィンドウズ)
出典:246Byun
246Byunは、株式会社ワイドウィンドウズが運営する映像制作・ライブ配信サービスです。聞き取りやすい音質と安定した配信環境を強みとしており、各種イベントやセミナーのライブ配信に対応しています。
企画から進行、台本制作まで任せられるのも嬉しいポイント。イベントやセミナー、音楽イベントなど、大規模配信から小規模配信まで、さまざまなジャンルの配信実績があるようです。
また、バックアップ配信も行ってくれるため、ライブ配信のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
社名 | 株式会社ウィンドウズ |
サービス名 | 246Byun |
対応可能エリア | 全国対応 |
会社設立年月日 | 1998年12月25日 |
電話番号 | 06-6313-024 |
所在地 | 〒530-0028 大阪府大阪市北区万歳町4-12 浪速ビル西館9F |
事業内容 | ライブ配信、映像制作・編集、 リハーサルスタジオ運営、音楽制作など |
従業員数 | 70名 |
⒌レクープロダクション
出典:レクープロダクション
レクープロダクションは、映像制作やウェブ制作を手がける会社で、イベント映像制作も請け負っています。イベント映像制作では、セミナーなどの中継、配信、記録に対応しているようです。イベント中の様子を撮影、編集し、イベントの終了前にダイジェスト映像として上映してもらうこともできます。
ライブ中継やライブ配信も受け付けており、コンサートやライブの様子を中継してもらうこともできます。どの依頼においてもクライアントの制作・利用目的を意識し、その実現に向けて伴走してくれるようです。また、1人で立ち上がる人を応援しているため、起業をしたばかりの人はとくに手厚くフォローを受けられるでしょう。
社名 | レクープロダクション |
サービス名 | なし |
対応可能エリア | 要問合せ |
会社設立年月日 | 非公開 |
電話番号 | 06-7177-707 |
所在地 | 〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前1-6-4 はなビル7F |
事業内容 | 映像制作、Web動画制作、CM制作、VP制作 |
従業員数 | 非公開 |
セミナー・イベントのライブ配信・ロケ中継業者を選ぶ際の6つのポイント
各社がさまざまな強みを打ち出しているため、何を基準に選べばよいかわからない方も多いでしょう。セミナー配信・ロケ中継会社を選ぶ際には、以下の点を意識するのがおすすめです。
- 配信実績が多いか
- プランが豊富か
- 機材の性能がよいか
- 配信体制が整っているか
- 自社でスタジオを保有しているか
- 全国どこからでも配信ができるか
上記のポイントを基準に選定することで、満足のいく依頼ができるはずです。各選定基準の詳細について解説します。
⒈配信実績が多いかどうか
ライブ配信やロケ中継の実績の豊富さにより、クライアントごとに異なるニーズへの対応力や、トラブルへの対処能力、配信のクオリティなどに大きな違いが現れます。ライブ配信やロケ中継の実績が多い配信業者であれば、豊富なノウハウや知見を有しているため、高い技術力を持っていると判断できるでしょう。
ライブ配信やロケ中継の実績の豊富さを判断する目安は、年間100件以上程度でしょう。年間100件以上の依頼を受けている会社では、実績数の多さに比例して依頼への対応力も高いはずです。配信実績が豊富な企業はホームページ上で配信実績を公開していることが多いため、実績を確かめたい際にはホームページを確認するのがおすすめです。
また、配信に対する知見の深さを判断するうえでは、実績だけでなく、ブログなどでライブ配信やロケ中継についてのノウハウを発信しているかどうかを確認するとよいでしょう。ブログで数多くのお役立ち記事を公開している企業ほど、配信に関する知見が深く、十分なノウハウを有している可能性が高いです。
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⒉プランが豊富か
セミナーなどを配信するにあたって何が必要になるのかは、依頼内容によって異なります。たとえばセミナーにおいては、演出を加えることで映像のクオリティを高めることができますが、エフェクトやBGMは加えず、セミナー登壇者とスライドを映すだけでこと足りる場合もあるでしょう。
一方で、映像背景にCGデザインを組み込むなどして、映像収録や配信のリッチ化が必要になる場面や、イベントのように大規模な場面で利用したいケースもあるはずです。
プランが豊富な会社であれば、そのときどきの自社のニーズに合ったサービスをピンポイントで受けられます。それにより不要なコストを払わずに済み、コストパフォーマンスの高い依頼が期待できるのです。
⒊機材の性能がよいか
ライブ配信やロケ中継には、カメラやミキサー、ワイヤレスマイクといった機材が使われますが、その性能の良し悪しによって配信のクオリティには大きな違いが現れます。
こちらでは、カメラ、ミキサー、ワイヤレスマイクを例に、性能がよい場合と悪い場合の違いを紹介します。商品名も記載していますので、制作会社を選定する際の参考としてください。
カメラ
ビデオカメラの画質はHDやフルHD、2K、4Kがありますが、これらの中でも4Kの画質は非常に綺麗です。画質が荒いと視聴者の満足度が低下するため、クオリティの高い配信を行うためには、きれいな画質で撮影できるカメラを選ぶのがよいでしょう。
また、フレームレート(FPS)の高さも重要です。フレームレートは1秒間に表示するコマの数を示すもので、フレームレートが低いほど映像がカクつきやすくなり、高いほど映像が滑らかに配信されます。
4K以上の画質で120FPSある機材を使用している会社では、美しく、滑らかな映像の撮影をしてもらえます。
高性能なカメラ例
画質:Blackmagic Design URSA Broadcast 4K Lens Kit
フレームレート:Blackmagic Design RED RAVEN BRAIN
ミキサー
ミキサーとは、入力された音のバランスを調整し、聞き取りやすい音を作るために必要な機材のこと。ミキサーの性能が悪いと、ノイズが混じったり、音が綺麗に聞こえなかったりします。ライブ配信でノイズのないクリアな音声で配信するためには、大規模なライブやイベントにも対応できる高性能なミキサーが必要です。
高性能なミキサーの例
YAMAHA QL5/Rmio64-D
ワイヤレスマイク
ワイヤレスマイクとは、文字通りケーブルのないマイクのこと。配信中に自由に動き回りたい場合や、ケーブルの野暮ったさをなくしたい場合に適しています。
ワイヤレスマイクの性能が悪い場合、ノイズが入ったり混信したりして、配信中に音が聞こえづらくなる可能性があります。一方、高性能なものであれば、ノイズが入らずクリアな音声で配信できます。
高性能なワイヤレスマイクの例
SONY 1.2GHz帯デジタルワイヤレス DWT-B30/DWR-R03D
⒋配信体制が整っているか
ライブ配信やロケ中継は、配信体制によってクオリティに大きな差が生じます。クオリティの高いライブ配信・ロケ中継を行うためには、プロの中継カメラマンや証明部・ライトマン、音声クルーが必要不可欠です。
中継カメラマン | ■ライブ配信中に撮影を行う ■複数台のカメラを使いこなすなどして、 映像を魅力的に映すための技術が求められる |
照明部・ライトマン | ■光を当てる箇所や暗くする箇所の調整を行う ■会場の雰囲気を作り出すにはスキルが必要 |
音声クルー・サウンドクリエイター | ■音の品質の管理やBGM・音の挿入を行う ■映像にマッチした音声を作り出す技術が必須 |
配信クルー・スイッチャー | ■会場のシーン・雰囲気にあわせて映像の切り替えを行う ■映像を魅力的に見せるためのスキルが求められる |
配信に携わるスタッフは少なければ少ないほど人件費を削減できますが、そのぶん配信のクオリティは下がってしまいます。特に、演出性や表現力が求められるスポーツイベントや音楽コンサートの配信を依頼する際には注意しましょう。
⒌自社でスタジオを保有しているか
セミナーはロケ車によるライブ中継だけでなく、スタジオを借りて行う方法もあります。この場合、自社スタジオを保有している配信業者であれば、一からスタジオを探す手間が省けるだけでなく、配信全体にかかる費用も安くなりやすいです。さらに、撮影機材・設備が充実したスタジオであれば、高品質な映像を撮影してもらえます。具体的には、次のような特徴を持つスタジオがおすすめです。
防音設備完備 | 音声と映像の同時収録(同録)が可能 |
グリーンバック設備完備 | CG合成が可能 |
スタッフの充実 | 撮影を一から任せられる |
⒍全国どこからでも配信が可能か
ライブ配信業者やロケ中継業者を選定する際には、対応可能範囲も確認が必要なポイントになります。
ロケ車を所持していなければ移動可能範囲が狭まるため、撮影を依頼したい場所に対応できない可能性があります。また、ロケ車を有しているからといって、全国どこへでも駆けつけてくれるわけではなく、一部のエリアにしか対応していないケースも少なくありません。
対応範囲が狭ければ、問い合わせ後に話を進めていく中でそのことが発覚し、貴重な時間をロスしてしまうリスクがあります。全国に対応している業者をはじめから選ぶことで、そうした問題を回避でき、スケジュール通りに手配を進められるでしょう。
セミナー配信・ロケ中継の費用相場
ロケ車でライブ配信・ロケ中継をする際の費用相場は、30万円〜70万円が目安です。幅が大きいのは、プラン内容によって費用が大きく変わるためです。依頼できる内容ごとの費用相場の一例を紹介しますので、費用感を掴む上でのご参考としてください。
300,000円 | 500,000円 | 700,000円 | |
---|---|---|---|
できること | 基本的な映像収録・配信が行える | 映像演出やオンライン演出のリッチ化、 マネジメントの依頼ができる | 制作〜運営まで一貫して依頼できる |
適したシーン | ウェビナー配信や社内イベント、 入社式を実施したい場合 | ウェビナーなどでアンケートを行ったり、 映像に演出をつけたりしたい場合 | 映像素材の制作や 大規模なイベントの運営を任せたい場合 |
機材の例 | 例)カメラ3台、スイッチャー1台、ミキサー1台、 マイク2台、パソコン2台、スタッフ3人 | 例)カメラ3台、スイッチャー1台、ミキサー1台、 ワイヤレスマイク4台、パソコン3台、スタッフ5人 | 例)カメラ4台、スイッチャー1台、ミキサー1台、 ワイヤレスマイク4台、パソコン3台、スタッフ7名、 返しモニター1台、映像素材各種 (テロップ、背景画像、⼩⾒出しなど10点まで) |
基本的なライブ配信で問題なければ費用は安くなりますが、演出や機能性を高めたハイクオリティな配信を行う場合、そのぶん費用は高くなります。
スタジオからライブ配信をする際の費用相場は、スタジオ、カメラマン、機材込み(4h)の利用で、150,000円前後が目安でしょう。
まとめ
セミナー配信・ロケ中継業者は、スポーツイベントやコンサート、カンファレンスなどの幅広い用途でも活用でき、さまざまなシーンで重宝することになるはずです。
業者選びで悩んだ際には、配信実績の多さやプランの豊富さ・柔軟性、機材の性能のよさで選ぶのがおすすめです。単純に費用が安いだけの場合、機材やスタッフにかかる費用を抑えている可能性が高く、配信のクオリティに問題が生じやすいでしょう。「成果を出す」「満足してもらいリピーターにつなげる」といった配信目的を達成するためには、プラン内容が充実した会社を積極的に選ぶことが大切です。
動画マーケでは、高性能な機材や実績豊富なスタッフが揃った自社スタジオを保有しており、全国どこからでもライブ配信やロケ中継を依頼できる、下記のライブ配信・ロケ中継サービスをおすすめしています。
【動画マーケがおすすめ】ロケ中継・配信のすべてをワンストップ対応!
ライブ配信・収録の全てをワンストップでお任せ
ワンストップスタジオ京都
- 石野 登
- ドローンの操作免許を所有。幅広いロケ地や現場での撮影経験を保有。
リアルタイムの状況に対応する能力が高く、瞬時に撮影の構図やアングルを判断し、最適な映像を捉えることができる。
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