東京都内のライブ映像配信・ウェビナーに最適な撮影スタジオ5選
動画コンテンツが急速に普及している近年、ストリーミング技術を活用し、商品・サービスのプレゼンやセミナー、各種イベントをライブ配信やウェビナー、オンラインで行う企業が増えています。
しかし、ライブ配信にはさまざまな機材が必要なうえ、防音や吸音の設備が必須。自社の会議室ではこれらの条件を満たしておらず、できることが限られてしまうとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、ライブ配信やウェビナーに特化した撮影スタジオの活用です。
本記事では、ライブ配信・ウェビナーに最適な撮影スタジオを選ぶための5つのポイントや、東京都内でおすすめしたい撮影スタジオ5選をご紹介!ライブ配信・ウェビナーのクオリティを高めるために必要なことについても詳しく解説していますので、ライブ配信やウェビナーの実施を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
クオリティの高いライブ配信・ウェビナーを行うために必要なこととは?
ライブ配信やウェビナーのクオリティを高めるためには、どのようなことが必要になるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
企画・台本を用意する
ライブ配信やウェビナーのクオリティを高めるためには、「誰に向けた番組なのか」「どういった内容にするのか」を明確にし、企画をしっかりと練ったうえで、台本を作成することが重要です。
また、どのプラットフォームで配信するのかも重要なポイントに。配信する内容や規模などによって適したプラットフォームが異なるため、企画段階で考えておくようにしましょう。
ライブ配信プラットフォームの選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ライブ配信プラットフォームのおすすめはどれ?最適な選び方もご紹介!
企画を練ったら、以下の内容を台本に記載していきましょう。
- 時間配分
- どういった画にするか
- 音(BGM・SE)が入るタイミング
- 台詞
これらを台本に記載しておくことで、照明やカメラの指示をスタッフ間で共有できるようになり、スムーズな進行が可能になります。
司会者・MCを手配する
ライブ配信やウェビナーをスムーズに進行するうえで、司会者やMCは重要な役割を果たします。費用を安く抑えるため、自社の広報担当者などが司会やMCを担当することも多いかと思いますが、どんなに話慣れている人であったとしても、プロの進行や間の繋ぎ方、アドリブにはかないません。
また、司会やMCを自社で内製化するとなると、練習する時間や労力が必要となります。費用はかかりますが、プロの司会者やMCに依頼した方が効率がよく、かつクオリティの高いライブ配信やウェビナーを行えるでしょう。
視聴者とコミュニケーションを取る
リアルなイベントやセミナーとは異なり、流し見が可能なライブ配信やウェビナーは、参加者が集中しにくいのが難点といえます。また、実際の会場に行く必要がなく、参加のハードルが低い反面、退出も簡単にできてしまいます。
そのため、視聴者に集中してもらい、退出させないための工夫が必要に。ライブ配信やウェビナーでは、以下のような工夫を行うといいでしょう。
- 視聴者に向かって笑顔で話しかける
- 視聴者へ問いかけをする
- 視聴者からの質問に答える
一方的に話すのではなく、積極的にコミュニケーションを取ることで、視聴者は画面越しであっても当事者意識を持てるようになり、集中しやすくなります。
また、チャットやアンケート機能を活用すると、視聴者がコミュニケーションに参加するハードルを下げられるため、より当事者意識を持ちやすくなるでしょう。
撮影スタジオを利用する
社員が撮影を担当し、自社の会議室でライブ配信やウェビナーを行うことで、費用を安く抑えようと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ライブ配信やウェビナーを行うためには、専用の機材や機材を扱えるスタッフ、配信に適した静音環境が必要になります。自社の会議室にはライブ配信に必要な機材が揃っておらず、防音や吸音などの設備が整っていないことがほとんどであるため、できることが限られてしまうのです。
ライブ配信には専門的な知識が必要となるため、事故を起こさないためにも下記のようなライブ配信の実績が豊富な専門のスタジオに相談することをおすすめします。
【動画マーケがおすすめ】全面白ホリ×クロマキー完備の防音スタジオ
ライブ配信・ウェビナーに最適な撮影スタジオを選ぶ5つのポイント
ライブ配信やウェビナーは撮影スタジオで行うべきだとお話しましたが、スタジオであればどこでもいいわけではありません。ライブ配信やウェビナーを成功させるためには、適したスタジオを選ぶことが重要です。
ここからは、ライブ配信やウェビナーに最適な撮影スタジオを選ぶために、押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
1.防音設備が整っており、同録が可能か
ライブ配信やウェビナーを行う際は、スタジオの広さや数よりも、防音設備が施されているか、同録が可能かという点が重要になります。
同録とは、映像と音声を同時に収録すること。ライブ配信やウェビナーは同録がほとんどであるため、途中で雑音などが入ってしまわないよう、防音設備が施されたスタジオを選ぶ必要があります。
スタジオを選ぶ際は、音の反射を軽減させる吸音マットや、外部からの音を遮断する遮音壁などの防音設備が施されているかどうかを確認しておきましょう。また、スタジオが地下にあると雑音が入りにくいため、あわせてチェックしておくことをおすすめします。
同録には吸音・遮音のどちらも必要
吸音と遮音の効果は、それぞれ以下になります。
- 吸音:室内で発生する音の反響を抑え、音があまり響かないようにする
- 遮音:外部への音の透過を抑えることで、防音効果を発揮する
遮音のみでは音を跳ね返してしまい、室内で音が反響しやすくなるため、遮音と吸音は同録を行ううえでどちらも必要になります。
2.グリーンバックの有無と照明機材
ライブ配信やウェビナーをグリーンバックで撮影し、クロマキー合成を行うと、人物の後ろに資料や製品の動画を映し出すことができます。また、テロップやパワーポイントとの合成も可能になるため、視聴者の理解度を促進させられるでしょう。
グリーンバックには常設のものと仮設のものがありますが、大きすぎると服や商品に緑色がのってしまうため、必要な範囲にのみグリーンを引くことができるカーテン式のものが理想的。
また、ライブ配信やウェビナーを行う際は、LED照明があるかどうかも確認しておきましょう。撮影対象やグリーンバックにムラなく光を当てられるLED照明は、クロマキー合成との相性がいいのが特徴。さらに、音が出ずに熱がこもらないうえ、長時間の使用が可能なため、ライブ配信やウェビナーに適しています。
クロマキー合成における照明の重要性については、こちらの記事で詳しく解説しています。
照明が超重要!グリーンバックを用いたクロマキー合成に最適な撮影スタジオとは?
3.配信機材とスタッフ
撮影スタジオのなかには、スタジオのみをレンタルしているところも多く、機材や撮影スタッフは別で手配しなければならないことも。しかし、スタジオと機材、スタッフを別で手配すると、手間がかかるだけでなく費用も高くなりやすいのです。
ライブ配信やウェビナーにかかる費用を少しでも安く抑えるためには、機材やスタッフが揃っているスタジオを選ぶといいでしょう。
ライブ配信を行うために必要な機材には、以下のようなものがあります。
- 映像用カメラ
- 照明・ライト
- マイク・ミキサー
- スイッチャー
- エンコーダー
ライブ配信に必要な機材については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ライブ配信(映像配信)の仕組みを知ろう│必要な機材や費用を安く抑えるコツとは?
また、ライブ配信やウェビナーのクオリティを高めるためには、配信の実績が豊富な撮影・照明・音声・合成スタッフがいる撮影スタジオを選ぶことが望ましいです。ホームページなどで配信実績を確認しておくようにしましょう。
4.インターネット回線速度
ライブ配信やウェビナーを行う際は、インターネットの回線速度が重要になります。
回線速度とは
視聴者が配信を視聴する端末に向け、サーバーから送られるデータ量のこと。
回線速度にはアップロードとダウンロードの2種類がありますが、ライブ配信やウェビナーを行う際にチェックすべきなのはアップロード。ライブ配信やウェビナーを安定した通信環境で行うためには、300Mbps~1Gbpsのアップロード回線が必要になります。
回線速度がどれくらいなのかは、以下の方法で確認できます。
- 「Fast.com」にアクセスする
- Googleで「スピードテスト」と検索する
配信が長時間になったり視聴人数が多くなったりする場合は、より速い回線速度が必要になります。回線速度は速ければ速いほどいいため、スムーズなライブ配信を行うためにも、アップロードの回線速度は配信前に確認しておきましょう。
また、バックアップ回線があるスタジオであれば、ライブ配信やウェビナーの途中でインターネット接続が途絶えてしまった場合でも、すぐに回線を切り替えて配信できるため安心です。
5.価格と立地
撮影スタジオを選ぶ際、オフィスや主要駅、高速の出口からの距離はどれくらいか、周辺に宿泊施設や飲食店はあるかどうかなどの立地条件は必ず確認しますよね。
立地のいいスタジオは利便性が高いぶん、利用料金が高くなりやすい傾向に。反対に、郊外のスタジオであれば都心から離れるため不便にはなりますが、スタジオの利用料金は安くなりやすいです。
立地と価格のどちらを優先すべきかや、両方のバランスなどを考えたうえで、スタジオを選ぶようにしましょう。
東京都内でライブ配信・ウェビナーに最適なおすすめ撮影スタジオ5選
ここまでお話したポイントを踏まえ、東京都内でライブ配信やウェビナーに最適な撮影スタジオ5選をご紹介します。それぞれの特徴を詳しく解説しますので、スタジオ選びの参考にしてみてください。
1.ワンストップスタジオ東京
出典:ワンストップスタジオ東京
所在地 | 〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町38 鳥本鋼業ビル地下 |
アクセス | 【東京メトロ銀座線】神田駅より徒歩3分 【JR山手線】神田駅より徒歩3分 【都営地下鉄新宿線】岩本町駅より徒歩3分 |
電話番号 | 03-6206-0788 |
受付時間 | 9:00~21:00 |
URL | https://www.1stop-studio.tokyo/ |
ワンストップスタジオ東京には、クロマキー合成が可能なグリーンバック完備のスタジオが3つあり、ブルーバックや白ホリゾントでの撮影もできます。スタジオ全体が地下にあるため外部からの音が入りにくく、吸音マットや遮音壁などの防音設備が施されているため、静音環境下で同録を行えます。
最新の機材が揃っており、ライブ配信の経験が豊富な撮影・照明・音声・合成スタッフが常駐しているため、リアルタイムでの合成も可能。スタジオを運営している制作会社には映像ディレクターやシナリオライターが在籍しており、企画やシナリオの作成から任せられるため、クオリティの高い配信を行うことができるでしょう。
スタジオ・機材・スタッフが含まれるセットプランがあるため、必要な資料などを準備しておけば、手ぶらでライブ配信やウェビナーを行えるのも嬉しいポイント。また、クロマキー配信プランやバーチャル配信プランなど、ライブ配信やウェビナーに適したさまざまなプランが用意されています。
神田駅から徒歩2分、東京駅からタクシーで10分程度のアクセスしやすい好立地にもかかわらず、東京都内の平均価格よりも安い価格で撮影を行うことができます。
2.PLAY STUDIO
出典:PLAY STUDIO
所在地 | 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16‐28 Daiwa渋谷スクエア |
アクセス | 【JR】渋谷駅より 徒歩12分 【京王井の頭線】神泉駅より 徒歩6分 |
電話番号 | ホームページからの問い合わせのみ |
URL | https://studio.play.jp/ |
PLAY STUDIOは、クロマキー合成が可能なグリーンバックを完備したスタジオが3つあり、すべてのスタジオで高速インターネット回線を使用できます。また、高い防音性を備えたスタジオもあるため、ライブ配信やウェビナーを安心して行えるでしょう。
撮影スタジオから機材、技術スタッフ、配信プラットフォームにいたるまで、ライブ配信やウェビナーにかかわるさまざまなサービスを提供しているのが特徴。
スタジオのレンタルのみのシンプルなプランから、スタジオ+機材のプラン、スタジオ+機材+スタッフのプランなど、内容や予算に応じたプランが用意されています。
渋谷駅から徒歩圏内の好立地に位置しており、公共交通機関でのアクセスも良好です。
3.TOKYO LIVE STUDIO
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂5-5-12 ルード赤坂4F |
アクセス | 【東京メトロ千代田線】赤坂駅より 徒歩3分 |
電話番号 | 03-6441-3825 |
受付時間 | 10:00~20:00 |
URL | https://studio.toc-net.jp/ |
TOKYO LIVE STUDIOには、カーテン式のグリーンバックが完備されているスタジオが2つあり、遮音性の高い壁材を使用しているスタジオもあります。高速のインターネット回線、予備回線も用意されているため、安心してライブ配信・ウェビナーを行えるでしょう。
基本料金でカメラ・照明・スイッチャーが含まれているのも嬉しいポイント。また、全プランに高画質カメラが標準装備されているため、ハイクオリティな配信が行えます。
配信後の編集にも対応しているため、アーカイブコンテンツとして動画を使用したい場合もおすすめです。
4.& Live studio
所在地 | 〒105-0003 東京都港区西新橋2-33-4 プレイアデ虎ノ門 802 |
アクセス | 【東京メトロ日比谷線】虎ノ門ヒルズ駅より徒歩5分 【東京メトロ銀座線】虎ノ門駅より徒歩8分 【JR山手線】新橋駅より徒歩10分 【都営三田線】内幸町駅より徒歩10分 |
電話番号 | 03-5545-3885 |
受付時間 | 10:00~18:00 |
URL | https://www.and-live-studio.net/ |
& Live studioには、1~3名の配信に適したコンパクトなスタジオがあり、グリーンバックも完備されています。カメラ、照明、スイッチャーなどのライブ配信に必要な機材が揃っており、機材の使い方が分からない場合はスタッフが配信をフォローしてくれるため、初めてのライブ配信・ウェビナーでも安心。
スタジオのみのプランからスタジオ+機材のプラン、スタジオ+機材+スタッフのプランなどが用意されています。
また、& Live studioの運営会社が独自のオンライン・イベントプラットフォームを持っており、スタジオ利用時に無料で使用できます。
5.STUDIO TOMODY
所在地 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2丁目11−12 アイロン三崎町 4F |
アクセス | 【JR中央・総武線】水道橋駅より徒歩3分 |
電話番号 | 050-3033-5834 |
受付時間 | 9:00~21:00 |
URL | https://studio.tomody.com/ |
STUDIO TOMODYは、クロマキー合成に対応したスタジオが1つあり、ライブ配信・ウェビナーに必要な機材も揃っています。
時間貸し、半日パック、終日パックの3プランから選択でき、オプションでディレクターやオペレーターの依頼も可能。
また、水道橋駅から徒歩3分の好立地も嬉しいポイントです。
まとめ
こちらの記事では、ライブ配信・ウェビナーのクオリティを高めるコツや、最適な撮影スタジオを選ぶ際に押さえておくべきポイント、東京都内でおすすめの撮影スタジオ5選をご紹介しました。
ライブ配信・ウェビナーを行う際は、クロマキー合成や同録が可能なことに加え、ライブ配信に必要な機材やスタッフがすべて揃っているスタジオを選ぶことで、クオリティの高い映像を配信することができます。
動画マーケでは、企画から撮影、編集までを一貫して任せられる、ライブ配信において国内トップクラスの実績を誇っている下記の配信スタジオをおすすめしています。配信に必要な機材からスタッフまで揃っているため、クオリティの高い配信を行えるでしょう。
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ワンストップ・スタジオ東京
- 飯高 健吾
- 高性能のカメラや映像処理ソフトウェアを使いこなし、映像の品質と効果を最大限に引き出す。
さらに、彼は映像の編集やポストプロダクションのスキルも持っており、撮影から編集までの一連の作業を自身で行うことも可能。
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