3DCG動画制作の実績が豊富な京都のおすすめ映像制作会社3選
動画制作

3DCG動画制作の実績が豊富な京都のおすすめ映像制作会社3選

3DCG/CG制作

精緻で多彩な表現を可能にする3DCGは、今や映画やドラマのみならず、CMやプロモーション動画などでも多用されるようになりました。映像に3DCGを活用することで、商品やサービスの訴求力を格段に高められます。

本記事では、3DCGを動画に取り入れるメリットや3DCG映像・動画制作会社を選ぶ際のチェックポイントとあわせて、3DCG動画の実績が豊富な京都のおすすめ映像制作会社をピックアップしてご紹介。動画制作の依頼を検討されている企業の広報・宣伝担当者、マーケティング担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

3DCGを映像・動画に取り入れるメリットとは?

「3DCG」とは「3 Dimensional Computer Graphics(3次元空間コンピュータグラフィックス)」の略で、「縦」「横」「奥行き」の3軸から描画した画像や動画のことをいいます。

「縦」「横」による2Dの平面的な映像と比べて立体感のある表現ができるため、よりリアリティを持たせたり、多くの情報を伝えたりすることが可能に。機材や技術の進歩が著しい近年は制作に対応できる業者も増え、広告業界においても3DCGの存在感が高まっています。

そのような3DCGを動画に取り入れた場合に得られるメリットですが、おもに次の3点が挙げられます。

  • 製品などの細部・内部構造までわかりやすく伝えられる
  • 必要な部分だけを映像・動画に取り入れられる
  • 舞台・背景セットを組む必要がない

それぞれを細かく見ていきましょう。

製品などの細部・内部構造までわかりやすく伝えられる

製品などの細部構造まで分かりやすく伝えられる


3DCGは360度好きな角度から見たり、注目して見たい一点をズームアップしたりもできるため、実写では撮影が難しかったり、不可能だったりする製品の細部や内部構造を分かりやすく伝えられます

また、パーツの分解や合体など、実写では表現が難しいような動きのある表現も可能に。工業製品や電子機器など、細部・内部構造にアピールポイントがある商品分野においては、これらのメリットが特に生かされるでしょう。

必要な部分だけを映像・動画に取り入れられる

必要な部分だけを映像・動画に取り入れられる

動画の全編ではなく、必要な部分のみを3DCGにして動画を制作することもできます。たとえば、組み立て方法や使用方法など、動きをつけて説明したい箇所だけ3DCGを用いると要点を際立たせられるため、より分かりやすい動画に仕上げられるでしょう。

また、実写の場合は撮影時、不要な部分がどうしても写りこんでしまうことがあります。編集で不要な部分を削除するのには手間と時間がかかるため、編集コストが高くなることも。

さらに、修正で素材自体に変更が必要になった場合、実写では撮影からやり直す必要がありますが、3DCGであれば修正が必要な箇所のみの作業で済むため、その分のスケジュール調整の手間やコストを削減できます

舞台・背景セットを組む必要がない

舞台・背景を3DCGで制作すれば、スタジオ内に実物のセットを組む必要がありません。大がかりなシーンごとにセットを組み替える作業も必要ないため、大道具の制作やスタジオの飾り込み、撤去作業にかかる時間やコストを大きく削減することが可能に。大道具の保管場所や、作業に関わる人員を確保する必要もなくなります。

また、スタジオの広さにも制限がないため、実写では不可能な大規模な舞台や背景を制作できます。さらに、3DCGであれば実際に撮影することが難しい宇宙空間や緻密なセットなども制作できるため、さまざまな表現が可能になります

映像・動画に3DCGを活用するメリットについては、3DCGを活用した映像制作の手順とは?費用・メリットも徹底解説!をご覧ください。

3DCGを活用した映像・動画制作会社を選ぶ5つのポイント

3DCGの制作や合成は高度な技術が必要になるため、動画・映像制作会社に依頼することになるでしょう。とはいえ、映像制作会社の中でも3DCGの制作を専門的に行っているところとそうでないところでは、クオリティに大きな差が生じます。

3DCG制作を依頼する動画・映像制作会社を選定する際には、次に挙げる5つのポイントを意識するとよいでしょう。

  1. 商品の3DCG制作技術
  2. 背景の3DCG制作技術
  3. VFX撮影の技術・設備
  4. コンポジット・映像編集力
  5. 価格

それぞれの詳細について見ていきましょう。

1.商品の3DCG制作技術

商品の3DCG制作

電化製品や工業製品、部品を紹介する動画などで活用されることが多い商品の3DCG制作では、見た目のリアルさや商品の分解・結合・使い方などが求めているレベルで表現できるかどうかが重要になります。実物どおりの形状、色、質感を再現できるかどうか、しっかりとチェックしましょう。

また、モデリングやレタッチの技術が高く、フォトグラメトリなどにも対応できる制作会社を選ぶことで、よりクオリティの高い3DCGを制作してもらえます。

フォトグラメトリとは

さまざまな角度から撮影した複数の写真を合成し、リアルな3DCGを生成する技術のこと。

詳しくは、フォトグラメトリとは?撮影のコツや必要な機材、3DCG作成手順もご紹介をご覧ください。

制作したい3DCGと同じような商品の制作実績がないかどうか、映像制作会社のホームページを確認するとよいでしょう。

【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!

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2.背景の3DCG制作技術

背景の3DCG制作

3DCGであれば、現実世界のリアルな背景も、非現実的な世界の背景のどちらも自由に制作できます。リアルな背景を制作する場合は、形状や質感などを違和感なく再現できる技術力、非現実的な背景を制作する場合は、仮想空間を創出するクリエイティビティが必要に。

商品やブランドの世界観とマッチしており、かつ主役となる人物や商品を引き立たせられる背景を制作できるかどうかは、制作実績で確認しましょう

また、3DCGで制作した背景と実際に撮影した映像を合成する場合、その境界をいかに違和感を持たせずに馴染ませられるかが、制作会社の技術力をはかる一つの基準となります。撮影した実写映像と3DCGで制作した背景の色・ライティングが馴染んでいるかどうかもあわせて確認しておくとよいでしょう。

3.VFX撮影技術・設備があるか

近年、実際の映像にデジタル加工を施すVFXという技術がさまざまなシーンで活用されています。VFXであれば、撮影した映像を違和感なくCGと合成できるため、現実世界では実現できない映像の制作が可能に。

ただし、VFX撮影を行うためには、CGソフトを扱えるスタッフだけでなく、一般的なスタジオにはないVFX専用のカメラや照明などの設備が必要に。よりクオリティの高い3DCG映像を制作したい場合は、VFX撮影に適した設備のあるスタジオを保有している映像制作会社を選ぶことをおすすめします。

4.コンポジット・映像編集力

コンポジットとは、3Dや2Dの原画、実写映像といったさまざまな素材データを組み合わせ、最終的に一つの作品として違和感のないように画に仕上げる作業のことをいいます。どんなにもとの素材のクオリティが高くても、この作業の質が低いと動画全体のクオリティが下がってしまいます。

3DCGの編集技術をチェックする際には、このコンポジットが丁寧にできているかも重要なポイントです。過去の制作事例では、3DCGが実写映像と違和感なく馴染んでいるか、細部まで調整されているかを確認しましょう。

5.価格

実写映像を用いた動画の制作に比べ、3DCG映像の制作では撮影や編集のほか、モデリングや質感設定、シーン設定、レンダリングなど、数多くの工程が必要になります。

見積もりを確認する際には、どの工程でどのくらいの費用を見込んでいるのかをチェックしましょう。内容と金額のバランスが取れているかを確認しておくことで、他社との比較もしやすくなります。

静止画用CG制作と映像用CG制作では、料金体系が異なることも。完成後に想定外の費用が請求されることがないよう、見積もりの内訳をあらかじめ確認しておくことが大切です。

また、見積もりではどうしても金額面に目が行きがちですが、納期の確認も必須です。納期が短ければ短いほど価格は高くなるため、価格に見合った納期が設定されているかどうかチェックしておきましょう。

3DCG動画の制作に強い京都のおすすめ映像制作会社3選

ここまで紹介した3DCG制作のポイントをふまえて、京都の3DCG動画に強いおすすめ映像制作会社を3社紹介します。

【イチオシ!】株式会社ジェー・ピー・シー

JPC_映像サイト
CGMAKERS

出典:株式会社ジェー・ピー・シー

京都に拠点を置く株式会社ジェー・ピー・シーは、3DCGの専門セクション「CGMAKERS」を有する3DCG制作に強い映像制作会社です。プロダクトCGから住宅設備・建材CG、実写合成CGなど幅広いジャンルの3DCG制作に対応可能で、制作実績も豊富です。

また、自社にグリーンバック・白ホリゾント完備の同録可能なスタジオを保有しており、撮影から3DCG制作、映像の編集などを一貫して任せられるため、スピーディな制作が可能に。

さらに、Webやグラフィックの専門セクションも有しているため、制作した3DCGをカタログやWebサイトなど、さまざまなメディアに展開することもできます。3DCGを活用したあらゆるプロモーションをワンストップで任せられる、数少ない映像制作会社であるといえます。

会社名/サービス名株式会社ジェー・ピー・シー / CGMAKERS
住所〒600-8062 
京都府京都市下京区恵美須屋町193
電話番号075-365-0571
対応範囲プロダクトCG制作
テクニカルCG制作
住宅設備・建材CG制作
実写合成CG制作
背景CG制作
タイトルCG制作
キャラクターCG制作
人物CG制作
AR・VR用CG制作

株式会社ジェー・ピー・シーのホームページはこちら

【その他のおすすめ】インサイド・シケット株式会社

インサイド・シケット株式会社

出典:インサイド・シケット株式会社

インサイド・シケット株式会社は、自社でコンテンツのプロデュース、企画・構成からディレクション、デザイン、撮影、編集、3DCG制作までを行っている映像制作会社です。

高画質の空撮やカメラカーによる引っ張り&追っかけ撮影を得意としており、マルチコプターを使った空撮は、レースやライブなど上空からのイベント中継も可能。カメラカーはレーシングドライバーによる運転でコンパクトさを生かした狭い道での撮影にも対応します。

会社名・サービス名インサイド・シケット株式会社
住所〒605-0001
京都府京都市東山区三条通
大橋東二丁目48番地3
電話番号0120-16-2126
対応範囲医療系3DCG制作
工業系3DCG制作
建築物3DCG制作
内装3DCG制作
人物3DCG制作
キャラクター3DCG制作

インサイド・シケット株式会社のホームページはこちら

【その他のおすすめ】株式会社デジトゥルー

株式会社デジトゥルー

出典:株式会社デジトゥルー

京都府京丹後市に拠点を置く株式会社デジトゥルーは、「デジタルで本物を」をコンセプトに、3DCGを活用した機械の紹介動画を数多く制作しています。

また、映像制作だけでなく、静止画の3DCGを活用したグラフィックやWebサイト制作にも対応可能。細部や内部構造をわかりやすく伝えたい商品や機械などの3DCG制作を依頼したい場合におすすめです。

会社名・サービス名株式会社デジトゥルー
住所〒629-3113 
京都府京丹後市網野町小浜390
電話番号0772-72-0651
対応範囲映像制作
3DCG制作
モーショングラフィックス制作

株式会社デジトゥルーのホームページはこちら

まとめ

3DCGは通常の動画クリエイティブ制作にはない、次のようなメリットを備えています。

  • 製品などの細部・内部構造までわかりやすく伝えられる
  • 必要な部分だけを映像・動画に取り入れられる
  • 舞台・背景セットを組む必要がない 

3DCGを用いた動画は単純な撮影動画よりもわかりやすく、より詳細な情報を伝えられるため、うまく活用することで商品の分野を問わず効率的なプロモーションが実施できるでしょう。

3DCG制作会社と一口でいっても、得意分野や強みはさまざま。クオリティの高い3DCG映像を制作するためには、制作会社選びが重要なポイントに。

動画マーケでは、3DCG映像制作のすべてをワンストップで行える、3DCGの専門セクション「CGMAKERS」を有する下記の映像制作会社を推奨しています。

自社スタジオで撮影した映像と3DCGを合成することも可能で、映像の編集までを一貫して任せられるため、クオリティの高い映像を制作してもらえるでしょう。

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稲田 貴夫
製品〜空間の3DCG映像や画像を制作。
3DCGの領域において広範なスキルセットを持っている。
モデリング、テクスチャリング、アニメーション、ライティング、レンダリングなど、3DCG制作の全ての要素に精通。メタバース・NFTにも注力し実績を積み上げている。