動画広告の映像制作実績が豊富な東京のおすすめ制作会社5選

動画広告を出稿できる媒体の種類

動画広告を出稿する媒体の種類は、主に以下の4種類に分類されます。

• テレビCM
• TVer広告・アベマ広告
• YouTube広告
• SNS広告・Web広告

動画広告は出稿する媒体によって特徴が異なり、適した活用シーンや効果的な動画構成もさまざまです。それぞれの特徴を把握しておき、目的にあった媒体を選ぶようにしましょう。

テレビCM

テレビCMは、動画広告の中でもリーチできる視聴者数が多く、テレビを視聴している幅広い年齢層の視聴者に情報を届けられます。しかしその反面、出稿までに審査を通過しなければならず、動画のクオリティも高いものが求められます。

また、テレビCMは出稿する時間帯や番組の種類によってリーチできる視聴者層が変わるため、自社が出稿したいCMがどの時間帯のどの番組で放映するのが最適なのかを判断しなければなりません。そのためには、出稿する時間帯や番組の傾向についての知識が必要不可欠になります。

これらの特徴があるテレビCMは、映像制作のみを請け負っている映像制作会社よりも、広告出稿まで一任できる映像制作会社に依頼することで、スムーズに放映まで進むことができます。

▼テレビCM用動画広告例

TVer広告・アベマ広告

TVer広告はテレビ番組の見逃し配信サービス「TVer」、アベマ広告は「ABEMA TV」の動画配信プラットフォーム内で出稿する広告です。TVer広告・アベマ広告は動画コンテンツを視聴中のユーザーに向けて広告を配信し、スキップできないのが特徴です。

また、自分の好きなタイミングで自分の見たい番組のみを視聴できるTVer、ABEMA TVに出稿するため、テレビ離れが加速している若年層にリーチしやすいのも大きなメリットです。スキップ不可、かつ若年層にリーチしやすいため、ストーリー性を重視した動画広告が効果を発揮しやすいでしょう。

▼TVer用動画広告例

YouTube広告

2023年時点で、日本国内の月間視聴者数が7,000万人を超えたYouTube。そんなYouTubeに出稿するYouTube広告は、膨大な数のユーザー、かつ幅広い年齢層にリーチできます。

YouTubeにはエンターテインメント系からハウツー系、レクチャー系などの幅広いジャンルの動画コンテンツが数多く投稿されており、GoogleやYahoo!のような検索媒体としての側面も持ち合わせています。

また、ユーザニーズや年齢、性別、居住地、興味関心などにあわせた細かいターゲティングが可能なため、効果的に広告を配信することができるように。テレビCMやTVer広告、アベマ広告と比較すると、低コストで出稿できるのも大きなメリットだといえるでしょう。

出典：YouTube、国内の月間視聴者7120万人 年齢層拡大 – 日本経済新聞

▼YouTube用動画広告例

SNS広告・Web広告

SNS広告・Web広告にはさまざまな動画広告媒体があり、代表的な媒体としては以下のものが挙げられます。

• Facebook
• X（旧Twitter）
• Instagram
• TikTok
• GDN（Googleディスプレイネットワーク）
• YDA（Yahooディスプレイ広告）
• LINE

Facebookの利用者は年齢層の高いビジネスパーソンが多く、 InstagramやTikTokの利用者は10代から20代の若い世代が多いなど、媒体によって利用者の属性が大きく異なります。

そのため、動画広告を出稿する際はそれぞれの媒体の特徴を把握し、広告の内容やターゲットに適した媒体を選定しなければなりません。しかし、媒体の特徴や各媒体に適した動画クリエイティブを提案するのは簡単ではないため、SNS広告の出稿に精通した広告代理店としての機能を持つ映像制作会社に依頼するのがおすすめです。

▼SNS用動画広告例

動画広告の制作・出稿にかかる費用相場

動画広告の配信には、動画制作にかかる費用だけでなく、動画広告を出稿する費用も必要になります。それぞれの費用の特徴や、相場について詳しく見ていきましょう。

動画制作の費用相場

動画制作の費用は、主に以下の要因で変動します。

• 動画の長さ
• モーショングラフィックス・3DCGなどの編集技術
• ナレーター・モデルなどのキャスティングの有無
• ロケ撮影の有無

30秒程度の動画を制作する場合、ナレーターやモデルを起用せず、アニメーションなどの技術も活用しなければ、制作費用は30万円程度に抑えられるでしょう。しかし、動画の中で可能な表現が限られてしまい、伝えたいメッセージが伝わりにくかったり、ユーザーに響かない動画になってしまったりするおそれも。

動画広告で求める効果を得るためには、ユーザーに刺さる訴求をわかりやすく、かつ印象的に伝える必要があります。効果を実感できる動画広告を制作するためには、70万円～100万円程度は予算を確保しておいた方がいいでしょう。

広告出稿の費用相場

広告出稿に必要な費用は媒体によって大きく異なります。主な媒体ごとの出稿費用の相場は、以下のとおりです。

テレビCM	TVer広告・アベマ広告	YouTube広告	SNS広告・Web広告
数百万円～	数十万円～	数万円～	数万円～

費用のみを見ると、テレビCMや TVer広告・アベマ広告が割高に感じるかもしれません。しかし、これらの媒体はリーチ数が多く、スキップができない広告の特性上、動画の内容を最後まで見てもらいやすいというメリットがあります。

このように、配信費用はリーチ数や配信形態の特性などによって変動するため、費用の安さだけでなく各媒体の特性を把握したうえで、自社の動画広告の配信においてもっとも費用対効果の高い媒体を選ぶことが重要です。

とはいえ、費用対効果のよい媒体を選定するためには、マーケティングや広告出稿に関する知識が必要不可欠に。自社の動画広告のターゲットや訴求したいポイント、得たい成果などを考慮したうえで費用対効果の高い広告媒体を選定するためには、マーケティングの知識が豊富な広告代理店に頼ることをおすすめします。

動画広告制作を依頼する映像制作会社を見極めるための5つのポイント

動画広告の制作を映像制作会社に依頼する際には、以下の5つのポイントを意識して選びましょう。

1. 対応している媒体数
2. 出稿したい媒体用動画の制作実績
3. マーケティングの知見
4. 広告出稿までの対応範囲
5. 料金体系

映像制作会社ごとに対応可能な技術や強み、費用は異なりますが、依頼に際して上記のポイントを意識すれば失敗を避けやすくなります。それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

1.対応している広告媒体数

お話したとおり、動画広告を出稿する媒体の数は多岐にわたり、ターゲットや目的に応じて適した広告媒体を選定しなければなりません。

また、スキップ可能なYouTube広告は冒頭に印象的な表現を取り入れ、ユーザーの興味を惹きつけるのが効果的である一方、テレビCMは最後まで見てもらえる可能性が高いため、ストーリー性のある内容にすると反響を得られやすいなど、動画クリエイティブも広告媒体にあわせて変更する必要があります。

対応している広告媒体が多い映像制作会社であれば、動画広告のターゲットや目的をヒアリングしたうえで、効果を得やすい媒体を選定してくれるだけでなく、それぞれの媒体に適した動画を制作してくれるでしょう。

2.出稿したい媒体用動画の制作実績

このように、出稿する広告媒体の選定が重要な動画広告ですが、自社が出稿を検討している媒体における動画広告の制作実績が豊富かどうかも重要な判断の基準となります。

該当の媒体用の動画広告の制作実績が豊富であれば、その媒体に適したクリエイティブや効果的な表現手法などについて熟知しているため、成果を得られる動画広告を制作してくれるでしょう。

動画広告の制作実績は、映像制作会社のホームページに記載されていることがほとんどであるため、依頼前に確認しておくことをおすすめします。また、以下のような実績と一緒に掲載されている説明文もあわせて確認してください。

ボディーソープのPR用映像制作をいたしました。

商品パッケージのリニューアルにあたり、プロモーション映像の制作をご依頼いただき、30秒間で商品の特徴を訴求するにあたって、キャラクター、オリジナルソング、製品3DCGを組み込んだイラストアニメーション動画の企画を提案、編集いたしました。

また、SNSなどでの活用、広告も提案し、6秒のショート版、ストーリーズ用の縦長の動画も同時に制作。Webサイトのリニューアル、スチール撮影も同時にご依頼いただいた為、ブランドサイトとキャラクター、グラフィック、イラストなど全てを統一し、プロモーションにまとまりを持たせています。

商品プロモーションの動画制作【化粧品メーカー】｜株式会社ジェー・ピー・シー

▼ボディーソープのPR用映像

説明文を確認することで、どういった点を意識して動画広告を制作してくれるのかや、あわせて何を依頼できるのかなどの具体的なイメージがわきやすくなります。

3.マーケティングの知見

動画広告を制作する目的は、商品・サービスの販売促進や認知拡大、ブランディングなどさまざま。これらの目的を達成するためには、以下のことを意識して動画を制作しなければなりません。

• ターゲット
• 訴求の切り口
• 出稿する広告媒体

単におしゃれでかっこいいだけの動画では、目的を達成することはできません。マーケティングの知見がある映像制作会社であれば、これらの要素を分析したうえでどのような表現が効果的なのかを考えて制作してくれるため、動画広告で求める成果を得やすくなるでしょう。

4.広告出稿までの対応範囲

動画の制作は映像制作会社、出稿の手続きは広告代理店と別々で依頼するケースも多いかと思いますが、やりとりをする窓口が増えるだけでなく、動画広告のターゲットや目的を再度共有しなければなりません。

とくにテレビCMの出稿は、テレビ局の放送基準や法律に抵触していないかを審査する「CM考査」に通過しなければならず、映像制作、広告出稿ともに、CM考査の内容を熟知したところに任せなければならないため、別々で依頼すると時間や費用がかさむ要因に。

媒体によって出稿方法が異なる動画広告は、制作から出稿までを一貫して任せられる映像制作会社に依頼することをおすすめします。

5.料金体系

動画広告の制作においては、プラン内でどこまで対応してもらえるのか、何がオプションとして扱われるのかを確認しておくことが大切です。動画広告の制作でオプションとして扱われる可能性がある要素としては、以下のものが挙げられます。

• 企画・構成
• BGM・効果音
• ナレーション
• モーショングラフィックス・アニメーション
• 3DCG
• モデル・タレントの手配

ホームページ上に記載されている価格が格安であったとしても、その価格では対応してもらえる範囲が狭く、オプションをつけることで料金が割高になってしまうことも少なくありません。

プランの料金だけを確認するのではなく、動画広告の中で表現したいことができるかどうかを確認することが重要です。見積もりの時点で必ず確認しておくようにしましょう。

また、まとめ撮りに対応しているかどうかも確認してください。動画広告の場合、ABテストを行うために複数のクリエイティブをまとめて制作することもあるのではないでしょうか。

その際、まとめ撮りに対応している映像制作会社であれば一回で撮影を終えられるため、その都度スタジオの賃料やスタッフの人件費が発生することがありません。スケジュール調整の手間も省けるため、複数の動画を効率よくまとめて制作することができます。

動画広告の制作におすすめの東京の映像制作会社5選

お話した内容をふまえたうえで、東京都で動画広告の制作に強い映像制作会社を5社ご紹介します。

1. 株式会社ジェー・ピー・シー
2. ポライズン（Porizon）
3. 株式会社ビックス
4. 株式会社アクエリアス
5. 株式会社ボーダーレス

それぞれの特徴や強み、費用感なども詳しく見ていきますので、映像制作会社選びの参考にしてください。

1.株式会社ジェー・ピー・シー

出典：株式会社ジェー・ピー・シー

株式会社ジェー・ピー・シーは、東京都千代田区に拠点を置く映像制作会社で、動画広告の制作実績も豊富です。本記事でご紹介したすべての媒体の動画制作・広告出稿に対応しています。

マーケティングの専門部署があるため、ターゲットや目的に適した広告媒体の選定から動画の制作、広告の出稿までを一貫して任せることができます。映像編集技術の対応範囲も幅広く、ナレーションやモデルのキャスティングまで依頼できるのも嬉しいポイント。

料金体系も明瞭でわかりやすく、まとめ撮り価格にも対応しているため、複数本の撮影を依頼する際も撮影コストを抑えることができます。動画広告の制作を初めて依頼する方でも安心して任せられるでしょう。

社名	株式会社ジェー・ピー・シー
住所	〒101-0032 東京都千代田区岩本町三丁目11番4号 サトケイビル4階
電話番号	03-6206-6466
概算費用（映像全般）	ベーシック：350,000円～ スタンダード：500,000円～ プレミアム：700,000円～
事業内容	企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・アニメーション・ ロケ撮影・ドローン撮影　など

株式会社ジェー・ピー・シーの公式ホームページはこちら

2.ポライズン（Porizon）

出典：ポライズン（Porizon）

ポライズン（Porizon）は東京都目黒区に拠点を置く映像制作会社で、企業VPやアプリ・ゲームの紹介動画、イベント・展示会用動画に加え、動画広告の制作にも対応しています。

住宅メーカーやエステチェーンでの動画広告の制作実績があり、宣伝する商材やサービスの特徴にあわせた企画内容を作ることに強みがあります。

制作した動画広告でしっかりと成果を出せるよう、運用方法や媒体選定のアドバイスもしてくれるようです。

社名	ポライズン（Porizon）
住所	〒152-0013 東京都目黒区南1丁目14−1
電話番号	03-6327-0867
概算費用（映像全般）	ファーストプラン: 200,000〜400,000円 レギュラープラン: 400,000〜600,000円 スペシャルプラン: 600,000〜1,000,000円 プレミアムプラン: 1,000,000円〜
対応範囲	企画・撮影・編集など

ポライズン（Porizon）の公式ホームページはこちら

3.株式会社ビックス

出典：株式会社ビックス

株式会社ビックスは、東京都立川市に拠点を置く映像制作会社で、YouTube広告、TikTok広告、その他の動画広告の制作実績があります。広告代理店としての側面も持っており、広告出稿に際して必要な各種ノウハウを有しています。

依頼主の依頼内容を深く理解したうえで、制作目的や用途、媒体に合った提案をしてくれます。とくにスポーツクラブの制作実績が豊富であるため、スポーツクラブの動画広告を制作したい際には頼りになるはずです。

会社名	株式会社 ビックス（BICS Co.,Ltd）
住所	〒190-0011 東京都立川市高松町3丁目14番13号 BICS BLD.
電話番号	042-521-3329
対応範囲	提案・企画・撮影・編集・ディレクションなど
概算費用（映像全般）	要問い合わせ

株式会社ビックスの公式ホームページはこちら

4.株式会社アクエリアス

出典：株式会社アクエリアス

株式会社アクエリアスは東京都新宿区に拠点を置く映像制作会社で、動画広告の制作実績も豊富です。

ドラマ形式の動画やアニメーション形式の動画制作が可能で、表現力豊かな動画を制作してもらえるのが魅力です。動画制作だけでなくWeb広告運用の知見も豊富なため、動画をユーザーに届けるために必要な施策も講じてもらえます。

依頼主の「総合課題解決」を理念としているため、ただ動画を制作して終わるのではなく、自社の課題解決に真剣に向き合ってもらいたい場合に特に頼りになるでしょう。

会社名	株式会社アクエリアス
住所	〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町2-8 A YOTSUYA 4N/2
電話番号	03-4405-0103
対応範囲	企画・撮影・編集・リスティング広告・SNS広告運用など
概算費用	Web CM動画：570,000円～ 商品販促動画：150,000円～ 事業・サービス紹介動画：480,000円～ Web ドラマ：650,000円～　など

株式会社アクエリアスの公式ホームページはこちら

5.株式会社ボーダーレス

出典：株式会社ボーダーレス

株式会社ボーダーレスは、東京都千代田区に拠点を置く映像制作会社です。アプリゲーム紹介やイベント展示会動画などに加え、動画広告の制作にも対応しており、テレビCMなどを制作してくれます。

スマートフォンなどの小さな画面で閲覧されることの多いInstagram広告やTikTok広告の場合は細やかな演出は省き、長尺の動画でも見てもらいやすいテレビCMやTVer広告などの場合は細部まで作り込んだ編集をするなど、配信媒体に適した動画の長さや構成まで意識して制作してもらえるのが強みです。

会社名	株式会社ボーダーレス（英文名 Borderless co.,ltd.）
住所	〒101-0031　 東京都千代田区東神田2-6-5 東神田ビル6階
電話番号	03-5829-9155
対応範囲	企画・撮影・編集など
概算費用	LightPlan：520,000円～ Middle Plan：810,000円～ High Plan：1,240,000円～　 ※テレビCMのお見積り例

株式会社ボーダーレスの公式ホームページはこちら

まとめ

動画広告を制作することで、これまでリーチできなかった層に対しても情報を届けられるようになり、プロモーションを加速させることができます。しかし、動画広告で効果を得るためには、ターゲットや目的に適した広告媒体を選定し、広告媒体の特性を活かした動画クリエイティブを制作しなければなりません。

そのため、以下の特徴を持つ映像制作会社に依頼することをおすすめします。

• 対応している広告媒体数が多く、出稿したい媒体用動画の制作実績が豊富にある
• 動画制作だけでなく広告出稿まで対応してくれる
• マーケティングに精通しており、効果の見込めるクリエイティブの提案ができる
• 料金体系が明確であり、予算との齟齬が生じづらい
• 複数本のまとめ撮りにも対応している

動画マーケでは、これらの特徴を持つ以下の映像制作会社をおすすめしています。無料の問い合わせから受け付けているようですので、動画広告で成果を出したい方は相談をしてみてはいかがでしょうか。