インタビュー動画の制作実績が豊富な京都の映像制作会社5選
企業としてステークホルダーにメッセージを伝えたい場合には、「インタビュー動画」が効果的です。経営者や従業員、顧客自らの言葉で語ってもらうインタビュー形式の動画コンテンツは、信頼感や親近感を演出できるため、視聴者の感情を動かしやすくなります。
本記事では、インタビュー動画で得られる効果やメリット、活用すべきシーンとあわせて、インタビュー動画の制作に強い京都の映像制作会社を5社ご紹介します。インタビュー動画の制作を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
インタビュー動画で得られる3つの効果・メリット
インタビュー動画に期待できる効果やメリットとしては、主に次の3つが挙げられます。
- 信頼感を与えられる
- リアルな感情を伝えられる
- ターゲットを絞り込める
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
1.信頼感を与えられる
IR動画では経営者、採用・リクルート動画では従業員、ブランディング動画や商品プロモーション動画では商品を使用している顧客が自らの経験や意見を語るインタビュー動画を制作することで、視聴者に信頼感を与えられます。
特に、商品プロモーション動画などの場合は、企業が一方的に商品を宣伝するよりも、愛用者インタビューなどで実際に使用した感想を動画の中に取り入れることで、第三者の客観的な意見として信頼してもらいやすく、より購買意欲を高める動画となるでしょう。
2.リアルな感情を伝えられる
インタビュー動画には、インタビュイー(interviewee|取材される側)の表情や目の動き・ジェスチャーなどで、言葉だけでは表せない感情も伝えられるというメリットも。
目(瞳)の動きの重要性
「目は口ほどにものを言う」という慣用句もありますが、目(瞳)の動きは心理学でも重視されています。眼差しが力強ければ説得力を感じますし、反対にキョロキョロしたりまばたきが多すぎたりすると不安感を与えます。インタビュー動画では、出演者の目の動きにも注意してください。
たとえば、商品プロモーションのために愛用者の口コミを紹介するシーンで考えてみましょう。「この商品のこういうところがよかった」という感想を文字だけで伝えるのと、インタビュー動画で感情を込めながら話してもらうのでは、訴求力に大きな差が生じます。
インタビュー動画では、表情や声質などで感情を伝えることでより視聴者の共感を得られるため、購買意欲の向上につながりやすくなります。
また、IR動画でも経営者が事業展望やビジョンなどを直接語るインタビューを取り入れることで、文章だけでは伝えにくい事業に対する熱意を伝えられるでしょう。
3.ターゲットを絞り込める
人は自分と似た属性に注意を向けやすいことから、インタビュイーによってターゲットを絞り込むことも可能です。
たとえば化粧品のプロモーションであれば、ターゲット層である30代女性のユーザーインタビュー動画を制作することで、そのインタビュイーと似た属性の人から興味を持たれやすいコンテンツになります。
理想的なターゲット属性のインタビュー動画は、他のターゲットを引き付ける効果があることも覚えておきましょう。
類似性バイアス(親近感バイアス)
「類は友を呼ぶ」という慣用句もありますが、実際に人は自分と興味・経験などの属性が似ている対象を好意的に感じやすい性質を持っています。これが類似性バイアスです。たとえば出身地や母校が同じだったり、同じ悩みを抱えていたりすると共感を生みやすいことは類似性バイアスの代表例です。
インタビュー動画をとくに活用すべきシーン
ここまで紹介した特徴をふまえると、インタビュー動画をとくに活用すべきシーンとしては次の3つが挙げられます。
- 採用動画(社員インタビュー)
- 口コミ動画(お客様インタビュー)
- ブランディング動画(経営者・技術者インタビュー)
これらの動画制作を検討している方は、ぜひインタビュー形式のコンテンツにしてみてください。それぞれインタビューをどのように活用すべきなのかをご紹介します。
採用動画(社員インタビュー)
求職者に向けた採用動画では、社員インタビューがおすすめです。
なぜ今の会社に入社したのか、今の仕事のやりがい・楽しさはどのような部分に感じるか、どのような人と一緒に働きたいのかなどを社員自らの言葉で語ってもらうことで、求職者に親近感を持ってもらえるでしょう。
その会社ならではの成功例やチャレンジストーリーを共有し、応募者に「自分も同じような経験ができるかもしれない」と希望を持たせるコンテンツも応募率アップに有効です。
中途採用向け・新卒採用向けなど、想定する求職者と同じような経歴の社員にインタビューすれば、類似性バイアスも期待できます。
口コミ動画(お客様インタビュー)
プロモーション目的の動画であれば、製品やサービスを利用した顧客のリアルな声や体験談を紹介する「口コミ動画」として利用者にインタビューしてみてください。
人は自分と似た属性の人が語っている内容に興味を持ちやすいため、実体験に基づくストーリーは、新規顧客からの信頼獲得に大きな効果を発揮します。
製品・サービスの特徴を話してもらうよりも、それを使用することによって顧客の問題をどのように解決したか、生活をどう豊かにしたのかについて語ってもらうことで、新規顧客に製品・サービスのベネフィットを伝えられる動画となるでしょう。
ブランディング動画(経営者・技術者インタビュー)
ブランディング動画であれば、経営者・技術者へのインタビューがおすすめです。
経営者にビジョンや未来への展望、企業として果たす役割などを語ってもらえれば、企業アイデンティティや目指す方向性を明確に示すことができます。また、技術者や製品開発担当者へのインタビューであれば、開発背景や革新性、製品のユニークな特徴を熱量をもって伝えられるでしょう。
自社としてのこだわりを伝えたいのであれば、ぜひインタビュー動画を活用してみてください。
インタビュー動画で成果を出す5つのポイント
インタビュー動画のメリットを最大限に発揮するためには、次の5つのポイントを意識しましょう。
- インタビュー動画制作の目的を定める
- インタビュー動画のターゲットを絞る
- インタビュー動画の実績が豊富な映像制作会社に頼る
- 白ホリゾントスタジオを活用する
- インタビュイーの見た目にも気を遣う
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.インタビュー動画制作の目的を定める
まず、インタビュー動画を作る目的をはっきりさせることが重要です。ここまで例として紹介したとおり、インタビュー動画の活用目的には主に下記のようなものが挙げられるでしょう。
- 採用強化
- 商品・サービスの販売促進
- ブランディング
動画を制作する目的が異なれば、インタビューすべき対象も異なります。動画を通じて何を伝えたいのか、視聴者にどのような行動を促したいのかなど、インタビュー動画を通じて伝えたいメッセージの軸を決めておきましょう。
2.インタビュー動画のターゲットを絞る
動画の目的とあわせて、ターゲットを絞ることも重要です。八方美人のコンテンツだと当たり障りのないコンテンツとなってしまい、インタビュー動画ならではの「熱量」や「親近感」をユーザーに与える効果が薄まってしまうでしょう。
ターゲットを明確にし、そのターゲットに刺さるインタビュイーを選定することで、より共感を得られるようになり、訴求力の高いインタビュー動画になります。視聴者の共感と関心を高められるインタビュー動画を制作するためにも、ターゲットへの解像度を挙げておくことがポイントです。
3.インタビュー動画の実績が豊富な映像制作会社に頼る
自社でインタビュー動画を作ることも不可能ではありませんが、クオリティを担保するためには、インタビュー動画の実績が豊富な映像制作会社に頼った方がいいでしょう。実績のある映像制作会社であれば編集技術はもちろん、インタビューの進行方法や質問項目の設定にも精通しているはずです。
映像制作会社のホームページでインタビュー動画のポートフォリオを確認し、イメージにマッチする制作実績があるか確認してみてください。
4.白ホリゾントスタジオを活用する
インタビュー動画の撮影場所としては、真っ白な背景のスタジオ「白ホリゾントスタジオ」を活用することをおすすめします。
白ホリゾントスタジオは背景に影ができにくく、インタビュイーを際立たせた構図での撮影が可能。インタビュイーの表情が際立つため、視聴者に感情を伝えやすくなります。また、テーブルや椅子を置くだけで簡易的な対談セットをすぐに作れます。
関連記事:インタビュー・対談の収録は同録可能な白ホリ撮影スタジオがおススメ
白ホリスタジオを完備している映像制作会社もあるため、依頼先選びの際に確認してみてください。
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5.インタビュイーの見た目にも気を遣う
インタビュー動画の主役は、受け答えをするインタビュイーです。インタビュイーの印象で動画が与えるイメージも大きく変わるため、撮影時はインタビュイーの外見にも気を遣いましょう。
視覚情報が与える影響
「メラビアンの法則」によると、人間同士のコミュニケーションで視覚情報が与える影響は55%にもなるとされています。言語情報の影響が7%、聴覚情報が38%であることと比べると、視覚情報がとくに重要であるといえるでしょう。
インタビュー動画で伝えたいイメージやコンセプトにあったヘアメイクやスタイリングをすることで、視聴者の感情を動かすこともできます。映像制作会社の中には、ヘアメイクやスタイリストの手配まで一貫して請け負ってくれるところもあるため、依頼時に確認しておくとよいでしょう。
インタビュー動画制作の費用相場
どういった内容でインタビューを行うかといった企画の内容は自社で考案し、映像制作会社には撮影と編集だけを依頼する場合、インタビュー動画の制作費用の相場は20万円〜30万円程度です。
企画やシナリオの作成も映像制作会社に依頼し、BGMや効果音の挿入、アニメーション編集などの技術を活用したインタビュー動画を制作する場合の相場は、50万円〜70万円程度になるでしょう。
インタビュー動画では、「インタビュイーが語る内容」「インタビュイーの魅せ方」によって得られる効果に大きな差が生じます。たとえば、先述した白ホリゾントのスタジオで撮影を行ったり、ヘアメイクやスタイリストをキャスティングしたりした場合は、制作費用として70万円程度を見込んでおくとよいでしょう。
IR動画やブランディング動画など、インタビュー以外のコンテンツ要素も求められるような動画であれば、制作費用が100万円を超えることも多くなります。
インタビュー動画の制作に強い京都のおすすめ映像制作会社5選
インタビュー動画で成果を出すポイントをふまえたうえで、京都で実績が豊富なおすすめの映像制作会社を5社ご紹介します。
映像制作会社 | 特徴 |
---|---|
株式会社ジェー・ピー・シー | マーケティングの知見を活かした企画・シナリオ作成に強い 白ホリゾントスタジオを自社完備 ヘアメイクやスタイリストも手配可能 インタビュー動画を使ったプロモーションも依頼できる |
ダイヤモンドプロ | 人を魅力的に映すコンテンツに強い メッセージを打ち出すストーリー構成が得意 |
ウィンドミル | 費用を抑えたセミオーダーメイド制作が可能 ブランディング動画との相性がいい |
ATE UNIVERSE | アートディレクターやグラフィックデザイナーが企画参加 |
シェルパ | 広告運用目的のインタビュー動画におすすめ |
京都でインタビュー動画の制作を依頼できる映像制作会社を探している方は、ぜひ参考にしてください。
1.株式会社ジェー・ピー・シー
株式会社ジェー・ピー・シーは京都を拠点とする映像制作会社で、マーケティングの知見を活かした企画・シナリオ作成にも対応しています。白ホリゾントスタジオも自社に完備しており、インタビュー動画の制作実績が豊富なことも特徴です。
ロケ撮影も可能なため、スタジオではなく自社の施設で撮影したい場合も対応してもらえます。また、ヘアメイクやスタイリストのキャスティングサービスも運営しており、インタビュー動画の制作に必要な要素はすべて一貫して任せることができます。
インタビューを取り入れた商品プロモーション動画・IR動画・採用動画など、さまざまな動画の制作実績があるため、一度ホームページから制作実績を確認してみてください。インタビュー動画を活用した動画広告運用の相談も可能です。
会社名 | 株式会社ジェー・ピー・シー |
住所 | 〒600-8062 京都府京都市下京区恵美須屋町193 |
電話番号 | 075-365-0571 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・3DCG・ VFX・アニメーション・ロケ撮影・ドローン撮影 など |
2.株式会社ダイヤモンドプロ
出典:株式会社ダイヤモンドプロ
京都の映像制作会社ダイヤモンドプロは、人を魅力的に映すコンテンツに強みを持っており、インタビュー動画の制作を得意としています。インタビュー動画の制作目的を徹底的にヒアリングするため、イメージに沿った動画を制作してくれるでしょう。
メッセージ性の強いインタビュー動画を制作したい方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
会社名 | 株式会社ダイヤモンドプロ |
住所 | 〒602-8057 京都府京都市上京区下長者町通堀川東入紹巴町19-6 |
電話番号 | 075-441-4848 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・3DCG・アニメーション など |
3.株式会社ウィンドミル
出典:株式会社ウィンドミル
ウィンドミルは各企業からの持ち込み映像にインタビュー素材を追加する「セミオーダーメイド制作」に対応しています。フルオーダーメイドの動画制作と比べ、比較的安価にインタビュー動画を制作できることが特徴です。
とくに社会起業家・NPO向けの動画制作も得意としており、どのような想いで事業を興したのかを語るブランディング動画とは相性がいいでしょう。費用を抑えてブランディング目的のインタビュー動画を制作したい方は、選択肢にしてみてください。
会社名 | 株式会社ウィンドミル |
住所 | 〒604-8106 京都府京都市中京区丸木材木町671 エクレーヌ御池705 |
電話番号 | ホームページに記載なし |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集など |
4.合同会社ATE UNIVERSE
ATE UNIVERSEは京都・滋賀を中心に活動している映像制作会社で、視聴者の心を動かすコンテンツ制作を強みとしています。企画立案の段階からアートディレクターやグラフィックデザイナーが加わるため、よりデザイン性の高いインタビュー動画を制作できることが特徴です。
インタビュー単体のコンテンツではなく、内容に合わせてイメージシーンを挿入してもらうことも可能なため、ブランディング動画や商品紹介動画の依頼にも向いているでしょう。
会社名 | 合同会社 ATE UNIVERSE |
住所 | 〒600-8898 京都府京都市下京区西七条東御前田町48 LOFT48 1F |
電話番号 | 075-323-3733 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・ロケ撮影・ドローン撮影・ ウォークスルー撮影・スライダー撮影 など |
5.株式会社シェルパ
出典:株式会社シェルパ
シェルパは広告用動画の制作が得意な映像制作会社で、プロモーション目的のインタビュー動画制作に精通しています。企画から取材、撮影、ナレーションまで一貫対応が可能となっており、インタビュー動画の制作だけでなく、動画広告の運用も任せられます。
インタビュー動画のプランとしては「会社代表」「採用」の2種類が用意されており、採用インタビュープランは比較的低単価で依頼できることがポイントです。
会社名 | 株式会社シェルパ |
住所 | 〒604-8166 京都府京都市中京区御倉町85-1 KDX烏丸ビル6F |
電話番号 | 075-241-5750 |
動画制作の対応範囲 | 企画・取材・撮影・ナレーション・編集 |
まとめ
視聴者に信頼感を与え、リアルな感情を伝えやすいインタビュー動画は、プロモーション目的だけでなく、採用やブランディング、IRなどのさまざまな場面で活用できることが特徴です。より訴求力の高い動画を制作したい場合は、インタビュー動画の制作をおすすめします。
動画マーケではインタビュー動画の制作実績が豊富で、スタジオ設備が整っている下記の映像制作会社を推奨しています。マーケティングにも精通しているため、視聴者の印象に残りやすいインタビュー動画を企画段階から考案してもらえるでしょう。
【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!
企画・撮影・編集まですべてお任せ
JPCの動画制作
- 中島 英太
- 企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。
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