マニュアル動画制作に強い大阪のおすすめ映像制作会社5選
マニュアル動画は社員への教育に役立つだけでなく、ユーザーの理解度を深めたり、サポート部門の負担を減らしたりと、さまざまな効果が期待できるコンテンツです。一度用意しておけば繰り返し使えますから、教育コスト・サポートコストを削減する効果もあります。
本記事では、マニュアル動画の活用場面やマニュアル動画制作の予算・費用とあわせて、マニュアル動画制作に強い大阪のおすすめ映像制作会社を5社紹介します。映像制作会社選びのポイントについても解説しますので、マニュアル動画の制作を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
マニュアル動画の活用場面
マニュアル動画と聞くと手順説明の動画を思い浮かべるかもしれませんが、その活用場面は多岐にわたります。代表的な活用シーンは次の4つです。
- 作業手順教育【社内向け】
- 顧客対応・サービス対応のロールプレイ【社内向け】
- 製品の使い方【お客様向け】
- サービスの流れを説明【お客様向け】
まずはマニュアル動画の活用方法について、具体例を挙げながら紹介します。
作業手順教育【社内向け】
最もオーソドックスなマニュアル動画の活用シーンとしては、社内向けの作業手順教育が挙げられます。たとえば機械の動かし方であったり、会社ホームページへの記事投稿方法であったり、社内ルールを映像化することで教育コストを下げられることが特徴です。
顧客対応・サービス対応のロールプレイ【社内向け】
社内向けのマニュアル動画として、顧客対応・サービス対応のロールプレイを映像化する企業も少なくありません。たとえば次の動画では、新生児訪問での母子保健通訳で気をつけるべき倫理・プライバシー保護の基礎知識を、ロールプレイング形式で映像化しています。
現場でよく生じるケースに沿って、間違った対応・模範的な回答が紹介されています。このようなマニュアル動画を作成しておけば、新入社員の教育にも役立ちますし、既存スタッフのクオリティ維持にも効果的です。
製品の使い方【お客様向け】
お客様・ユーザーに対して製品の使い方を説明する動画も、マニュアル動画の一種です。下記の動画では、POSレジの特徴や使用方法を映像化しています。
紙のマニュアルだけでは分かりにくい手順も、映像化されていれば一目で使い方が分かります。顧客向けのマニュアル動画はカスタマーエクスペリエンスの向上や、サポート部門の負担軽減にも繋がるでしょう。
サービスの流れを説明【お客様向け】
具体的な製品の使い方ではなく、サービスの流れを説明する動画もあります。不動産取引や金消契約など、一般的な方にとって馴染みのないサービスのフローを動画で紹介することで、不安を解消する効果が期待できるのです。下記の動画では、建築工事請負契約の流れ、工程を動画で説明しています。
このようなガイダンス動画も、マニュアル動画の一種です。不特定多数のお客様に同じ説明をする必要がある場合は、動画を用意しておくと営業負担を減らせます。
マニュアル動画制作に必要な予算・費用
マニュアル動画制作に必要な予算は、映像編集技術の対応範囲によって異なります。たとえば撮影・簡単な編集だけを依頼するのであれば、30万円以下で対応してもらえることもあるでしょう。
しかし、わかりやすいマニュアル動画を作るためには企画・シナリオ作成はもちろん、モーショングラフィックスやアニメーション、ナレーションも必要です。一定のクオリティを確保するためには、最低でも50万円〜70万円の予算を確保しておくことをおすすめします。
モーショングラフィックス
文字や写真、イラストなどのグラフィックスを動かす技術のこと。多様な表現が可能で、動画にメリハリをつけられることが特徴です。
マニュアル動画での活用事例としては、操作や流れをグラフィックで表現することが挙げられます。
マニュアル動画制作を依頼する映像制作会社選びの5つのポイント
マニュアル動画の制作に失敗しないためには、次のポイントを満たした映像制作会社に依頼することをおすすめします。
- マニュアル動画の制作実績が豊富
- 高度な編集技術に対応可能
- モデルやナレーターのキャスティングに対応
- 設備が充実したスタジオを保有
- 料金体系が明確
映像制作会社の選び方について、具体的に解説していきます。
1.マニュアル動画の制作実績が豊富
マニュアル動画の制作実績が豊富にある映像制作会社であれば、ノウハウが蓄積されているはずです。マニュアル動画では、視聴者にとってわかりやすい構成や伝わりやすい映像編集などが必須となるため、動画のクオリティが信頼できる会社を選びましょう。
マニュアル動画の制作実績は、映像制作会社のホームページで確認できます。マニュアル動画のクオリティを確認するためには、公開されているマニュアル動画の実績を自分が従業員や顧客になったつもりで視聴してみるとよいでしょう。動画の内容をスムーズに理解できたのであれば、実力のある映像制作会社であることがわかります。
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2.高度な編集技術に対応可能
映像制作会社が対応している編集技術も、依頼前に確認すべきポイントです。とくにマニュアル動画では、視聴者の理解を助けるためのグラフィックやアニメーションの挿入が必要に。
たとえばモーショングラフィックスを取り入れれば、無形商材などのテキストでの説明が難しいものの内容もわかりやすく伝えられます。ほかにも、実写撮影が難しい箇所・場面を再現できる3DCGや、文字を読まなくても動画の内容を伝えられるナレーションなどを取り入れたマニュアル動画であれば、視聴者の理解促進に大きな効果を発揮するでしょう。
これらの編集技術に対応しているかどうかは、映像制作会社によってさまざまです。依頼前に制作したい動画に必要な編集技術に対応しているかどうかを、確認しておくようにしましょう。
3.モデルやナレーターのキャスティングに対応
モデルやナレーターを映像制作会社とは別に自社で探すとなると、そのぶん手間や時間がかかります。映像制作会社の中にはモデルやナレーターのキャスティングに対応しているところもあるため、そういったところに依頼すると安心です。
モデルの手配も任せられる映像制作会社であれば、製品の使い方やロールプレイングのマニュアル動画も撮りやすいでしょう。また、ナレーションはどのようなマニュアル動画でも必要になりますから、ナレーション技術の高いナレーターを手配できるかどうかを、映像制作会社に確認してみてください。
マニュアル動画のナレーション収録には、宅録(ファストレコーディング)がおすすめです。近年、機材の進化などにより宅録の音質が向上。スタジオ収録と比べると若干音質は悪くなるものの、CMなどとは異なり、多少音質が悪くても大きな問題にはならないマニュアル動画は、宅録に適しているといえるでしょう。
関連記事:動画・映像の宅録ナレーションの手配におすすめのナレーターキャスティング事務所5選
4.設備が充実したスタジオを保有
撮影スタジオを保有している映像制作会社であれば、自社でスタジオを探す手間が省けるだけでなく、トータルでかかる費用も安くなりやすいです。とはいえ、どんなスタジオでもいいというわけではありません。
商品の使い方やロールプレイ映像などをスタジオで撮影する場合は、適した設備があるかどうかが重要に。たとえば、3DCGや背景合成の必要があればグリーンバックスタジオが必要ですし、同録を行うためには防音・吸音設備が整っているスタジオでなければなりません。
同録とは
同時録画・同時録音の略称。撮影時に「映像」と「音」を同時に収録することで、ナレーションを後付けする必要がなく、効率的に収録できることが特徴です。
撮影中の雑音を防ぐために、スタジオ内外の音を吸収する「吸音」機能と、スタジオの外の雑音を防ぐ「遮音」機能を併せ持つ同録スタジオで撮影する必要があります。
設備が整っているスタジオを保有している映像制作会社であれば、撮影技術を活かしたさまざまな演出を提案してくれるでしょう。編集技術だけでなく、設備・機材面も確認してみてください。
5.料金体系が明確
マニュアル動画は作業手順やロールプレイ場面の数によって、複数撮りが必要になることも多いです。マニュアル動画制作にかかるトータル費用を抑えるためにも、映像制作会社の料金体系を確認しておきましょう。
自社に撮影スタジオがある映像制作会社であれば、まとめ撮り価格に対応していることもあります。また、3DCGやナレーションは別料金になることも多いため、オプション費用も確認してください。
マニュアル動画制作に強い大阪おすすめ映像制作会社5選
ここまで紹介したマニュアル動画制作のポイントをふまえて、大阪のおすすめ映像制作会社を5社ご紹介します。
動画・映像制作会社 | 特徴 |
---|---|
株式会社ジェー・ピー・シー | グリーンバックや同録スタジオを完備 マニュアル用映像のまとめ撮りにも対応 ナレーションやモデルのキャスティングも可能 |
フォーティーズ | 企画・撮影・編集まで社内対応しており対応が早い |
株式会社エルモ | 製造業や製薬・医療機器メーカーに特化した映像制作会社 |
株式会社シードアシスト | 16万円からの低価格プランあり |
株式会社思創堂 | インタラクティブなマニュアル動画を制作 |
それぞれの会社の特徴やスタジオ設備、費用感について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.株式会社ジェー・ピー・シー
株式会社ジェー・ピー・シーは、京阪神地域が営業エリアの動画制作会社です。映像制作実績が非常に多く、マニュアル動画に必須の映像スタジオを保有しているのが特徴です。
ジェー・ピー・シーは自社でグリーンバックや同録スタジオを完備しており、マニュアル用映像をまとめて撮影・編集できます。たとえばマニュアル映像を5本制作する場合、撮影20万円、編集4万円/1本、トータル40万円(1本あたり8万円)で依頼することも可能です。
ナレーションやモデルのキャスティングサービスも運営しているので、マニュアル動画制作に関わるあらゆる業務を一任できます。マニュアル動画を複数本作る予定がある方は、ぜひジェー・ピー・シーに依頼してみてください。
会社名 | 株式会社ジェー・ピー・シー |
住所 | 〒600-8062 京都府京都市下京区恵美須屋町193 |
電話番号 | 075-365-0571 |
対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・アニメーションなど グリーンバック・同録・白ホリスタジオ完備 |
概算費用 | ベーシック:350,000円~ スタンダード:500,000円~ プレミアム:700,000円~ ※マニュアル動画のまとめ撮りも可能 |
2.フォーティーズ
出典:フォーティーズ
フォーティーズ(4ts Movie)は用途・目的に合わせた動画を作っている映像制作会社です。マニュアル動画(取扱い説明動画)の実績が豊富で、直感的にわかりやすい動画を制作してくれます。企画・撮影・編集まで社内対応しているため、対応が素早いことも特徴です。
映像制作料金は撮影有無や編集内容、ナレーションによって異なるため、詳細な金額を知りたい場合は問い合わせる必要があります。約半数の事例が30万円〜60万円での制作です。
会社名 | 株式会社 フォーティーズ |
住所 | 〒538-0044 大阪府大阪市鶴見区放出東3-23-20-2F |
電話番号 | 06-6180-3100 |
対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション |
概算費用 | 要問い合わせ (~30万円が16%、30万円~60万円が52%、60万円~が32%) |
3.株式会社エルモ
出典:株式会社エルモ
株式会社エルモは製造業や製薬・医療機器メーカーに特化した映像制作会社です。各メーカーの製品紹介動画やマニュアル動画の実績が豊富にあります。
とくにメーカーの場合は紙のマニュアル・マンツーマン指導では時間がかかってしまう製品もあるでしょう。アフターフォローはもちろん、営業段階から使えるマニュアル動画を作りたい方は一度問い合わせてみてください。
会社名 | 株式会社エルモ |
住所 | 〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島4-4-12 |
電話番号 | 06-6443-6691 |
対応範囲 | 企画・撮影・編集 |
概算費用 | 50万円〜250万円 |
4.Vermu
出典:Vermu
大阪府和泉市を拠点とする映像制作会社のVermuは徹底したヒアリングを行い、効果を得られる構成を考えたうえでマニュアル動画を制作してくれます。ニーズを反映したマニュアル動画の制作を依頼したい場合は、選択肢になるでしょう。
また、映像だけでなくWebサイトや印刷媒体などの制作も行ってくれるため、一貫性のある制作が可能となっています。
会社名 | Vermu |
住所 | 大阪府和泉市(住所非公開) |
電話番号 | ホームページからお問い合わせ |
対応範囲 | 企画・撮影・編集 |
概算費用 | 要問合せ |
5.株式会社思創堂
出典:株式会社思創堂
株式会社思創堂は古典的な映像手法から最新の映像演出手法まで、幅広い技術に対応している映像制作会社です。マニュアル動画の実績も多く、複数カメラで収録してスイッチングしたり、テロップ・アニメーションで説明したり、さまざまな手法を取り入れています。
インタラクティブなマニュアル動画を作ることで、視聴者の理解度を高めていることも特徴です。マニュアル動画の見積りは20万〜200万円までと幅があり、予算に応じて最適なプランを提案してもらえます。
会社名 | 株式会社思創堂 |
住所 | 〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町1-9 1F |
電話番号 | 06-6765-8786 |
対応範囲 | 企画・撮影・編集・アニメーション・3DCGなど |
概算費用 | 20万~200万円 |
まとめ
マニュアル動画制作のコストパフォーマンスを高めるためには、編集技術や企画力といったソフト面以外に、スタジオ設備といったハード面が整っている映像制作会社に依頼することが重要です。
動画マーケでは、マニュアル動画の制作実績が豊富で、グリーンバックや同録スタジオを完備している下記映像制作会社を推奨しています。マニュアル動画のまとめ撮りにも対応しているので、ぜひ相談してみてください。
【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!
企画・撮影・編集まですべてお任せ
JPCの動画制作
- 中島 英太
- 企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。
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