英語ナレーション収録の依頼におすすめのナレーター事務所5選
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英語ナレーション収録の依頼におすすめのナレーター事務所5選

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動画に英語ナレーションを入れることで、英語圏・海外の視聴者に伝えたい情報をより正確に伝えられるようになります。特に、輸出関連の企業などが商品の訴求やブランディングを行うためには、英語ナレーションの吹き替え対応は必要不可欠だといえるでしょう。また、国内においても訪日外国人の増加に伴い、観光地やホテルはもちろんのこと、飲食店や商業施設、博物館・美術館などでも英語による音声ガイドは必須の「おもてなし」対応となっています。

しかし、「英語ナレーションが必要になったが、どのナレーター事務所に手配を依頼したらいいのかわからない」「ネイティブの英語ナレーターは料金が高い」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、英語ナレーション収録の依頼を検討している方に向け、英語ナレーション収録の依頼の流れ料金相場英語ナレーション事務所を選ぶ際のポイントなどについて詳しく解説します。おすすめの英語ナレーター事務所5選もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

英語ナレーションの活用シーン 

英語ナレーションの活用シーン

グローバル化やインバウンド、外国人雇用の活発化などの影響を受け、企業や自治体、観光施設では、英語ナレーションの活用が活発化しています。具体的には、次のようなシーンで英語ナレーションが活用されています。

  • 採用動画
  • サービス紹介の動画
  • 企業や商品の紹介
  • 広告映像の外国語版
  • 英語学習教材のナレーション
  • e-ラーニング
  • 観光用音声ガイダンス

CMやテレビの映像に組み込まれることもあれば、ラジオやポッドキャストなどナレーションのみで活用されることもあります。

英語ナレーションの活用のメリットは、これまで情報を届けられなかった人達に情報を届けられるようになることです。観光の場面で英語ナレーションを活用すれば、海外の人に日本の魅力を伝えられます。ビジネスの場面で利用すれば、日本企業の製品やサービス、ブランドの認知拡大が期待できるでしょう。日本のCMや番組で、お洒落な雰囲気を出すために活用することもできます。

英語ナレーション制作の流れ

英語ナレーション制作は、以下の流れで進行します。

  1. 日本語・英語翻訳の原稿を用意
  2. 英語ナレーションの依頼
  3. 収録・編集
  4. 納品

全体像を押えておくと、スムーズに制作を進めやすくなります。

⒈日本語・英語翻訳の原稿を用意

まずは日本語の原稿を準備します。いきなり英語の原稿を作成すると、とりとめのない内容になってしまうリスクがあるため、日本語で伝えたい内容をしっかりと整理することが大切です。映像の長さや動き、シーンにマッチした原稿を用意しましょう。

その後、用意した日本語原稿をナレーション制作会社などに英語翻訳してもらいます。英語翻訳を依頼する際には、利用用途がナレーションであることを説明し、海外の聴き手に理解しやすい表現や、聞き取りやすいフレーズを使用してもらうようにしましょう。

⒉英語ナレーションの依頼

英語の原稿が用意できたら、英語ナレーターを探して依頼します。英語ナレーターは、ナレーション会社に依頼をすることで派遣してもらえます。ナレーターを選ぶ際には、映像や場面の内容・テイストに合った人を選ぶことがポイントです。

⒊収録・編集

英語ナレーターの手配を終えたら、収録・編集に移ります。英語ナレーションを収録する際は、ナレーターの感性に任せるのではなく、指示を出すことが大切です。具体的な指示を出した方が、イメージ通りのナレーションを収録してもらいやすくなります。

映像や場面にマッチする、声の大きさやトーン、スピードなどをあらかじめ決めておき、ナレーターにその要望を伝えましょう。収録後はナレーター事務所による編集が入ります。音声や音質に問題がないかを確認し、必要に応じて微調整をしてもらえます。

⒋納品

英語ナレーションの収録・編集を終えたら、納品です。納品される音声ファイルの形式は、WAV形式、AIFF形式、MP3形式などです。一般的にはクライアントの希望するファイル形式にしてもらえます。

ナレーションを入手したら、映像と組み合わせる場合は制作会社に映像とナレーションの合成をしてもらいましょう。アナウンス音声など映像が不要なものであれば、そのまま使えます。

英語ナレーション・原稿を用意する方法

英語ナレーション・原稿を用意する方法

英語ナレーション・原稿を用意する方法は、以下の2つです。

  • 英語原稿に対応しているナレーション制作会社に依頼する
  • 翻訳会社に依頼する

それぞれの詳細について解説します。

英語原稿に対応しているナレーション制作会社に依頼する 

英語のナレーション、原稿ともにナレーション制作会社に依頼することで対応してもらえます。ナレーション制作会社はナレーターの派遣に特化した会社で、日本語のナレーターにしか対応していないケースも少なくありません。ただし、外国語ナレーターを抱えている会社もあり、そうした会社では翻訳原稿とセットでナレーターを派遣してもらえることがあります。

ナレーションと原稿をセットで1つの会社に依頼した方が、齟齬なくスムーズに制作が進みます。また、ナレーターによる「読み上げ」を考慮した翻訳をしてもらえるのも利点です。

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翻訳会社に依頼する

翻訳会社に依頼してナレーション用の英語原稿を用意する方法もあります。翻訳会社では、医療やIT、工業、インフラなど各種専門分野の知識を有した翻訳者が在籍しています。翻訳のプロに依頼することで、正確性が担保され、専門性に長けた原稿を用意してもらえるでしょう。

ただし、翻訳会社は翻訳(文章)のプロであるものの、ナレーション(声・読み上げ)のプロではありません。ナレーション制作会社の方がナレーションへの理解が深いため、ナレーションに適した原稿を用意してもらいやすい点には注意が必要です。また、原稿とナレーションを別の会社に依頼する際には、その分、選定や手続きなどの負担も大きくなるでしょう。

英語ナレーション事務所を選ぶ際の5つのポイント

英語ナレーション事務所を選定する際には、以下5つのポイントを意識するのがおすすめです。

  1. ナレーターの在籍数が多く、探しやすいところを選ぶ
  2. ネイティブ・非ネイティブの区別がアイコン表記ですぐわかる会社を選ぶ
  3. 日本語対応可能なナレーターがいるところを選ぶ
  4. 料金が安いところを選ぶ
  5. コンシェルジュが自社にマッチしたナレーターを提案してくれるところを選ぶ

上記のポイントに基づいて選ぶことで、自社の案件に必要なナレーターを、スピーディかつ安価で手配できるようになります。

⒈ナレーターの在籍数が多く、探しやすいところを選ぶ

英語ナレーション事務所を選定するうえでは、ナレーターの在籍数が多く、探しやすさに長けた事務所を探しましょう。そうした事務所では、案件にマッチしたナレーターを用意しやすいです。

ナレーターを探しやすいナレーション事務所のサイトには、「サイト構成がシンプル」という特徴があります。不要な情報が省かれており、カテゴリや各キャストの写真など、必要な情報のみが記載されているサイトでは、目的に適したナレーターが探しやすいでしょう。

直感的なわかりやすさだけでなく、細やかな条件を指定して検索ができることも大切です。「得意なジャンル(企業VIPやIRなど)」「得意なテイスト(明るく・元気、落ち着いた雰囲気など)」などでフィルターをかけて検索できるかもあわせて確認しましょう。詳細に検索できるサイトの方が、スムーズに好みのナレーターを探し出しやすいです。

また、観光地や商業施設、美術館・博物館など、英語・中国語・韓国語の各言語の音声ガイダンスが必要となる場合などは、英語だけでなく中国語や韓国語のナレーターも一度に依頼できるナレーション事務所を選ぶのがおすすめです。

⒉ネイティブ・非ネイティブの区別がアイコン表記ですぐわかる会社を選ぶ

ネイティブ・非ネイティブの区別がアイコン表記ですぐわかる会社を選ぶ

英語ナレーション事務所を選ぶ際には、ネイティブ、非ネイティブの区別が容易であるかもポイントです。各ナレーターのプロフィール上に、「アメリカ英語 ネイティブ」などの表記が設けられていれば、都度プロフィールをクリックしたり、問い合わせたりすることなく、手軽にネイティブナレーターを見つけられます。

⒊日本語対応可能なナレーターがいるところを選ぶ

日本語と英語の両方に対応できるナレーターがいるかも、事務所を選定する際に確認したいポイントです。ネイティブナレーターはナレーションの正確性が高いものの、意思疎通に問題が生じやすいというデメリットもあります。日本語と英語の双方を話せるバイリンガルであれば、依頼に際してスムーズにコミュニケーションを行えます

⒋料金が安いところを選ぶ

英語ナレーション事務所を選定する際には、低価格でナレーターの手配ができるかも重要です。ナレーターの技術力や対応品質が高くても、依頼料金が割高であればコスト面での負担が大きくなります。依頼料金が安いところであれば、コストの負担が少なく、さまざまな用途で幅広くナレーションを活用できます。

料金の安い事務所を探すうえでは、スタジオ収録・宅録の双方に対応しており、収録から編集まで一気通貫で対応をしているところがおすすめです。宅録であれば、スタジオ費用がかからない分、費用を大きく抑えられます。収録から編集までワンストップで対応しているところでは、仲介などで余計なコストが発生しないため、料金が安い傾向にあります。

⒌自社にマッチしたナレーターを提案してくれるところを選ぶ

英語ナレーション事務所を選定するうえでは、コンシェルジュが在籍しているところがおすすめです。コンシェルジュは、クライアントの希望を聞き、そのニーズに沿ったナレーターを手配してくれます。「依頼が初めてでよくわからない」「多すぎて誰を選べばよいかわからない」といった悩みを抱えている場合でも、理想的なナレーターを提案してくれるはずです。

おすすめの英語ナレーター事務所5選

「どの事務所を選べばよいかわからない」という方に向けて、おすすめの英語ナレーター事務所を5社厳選しました。

  • ボイスマート(株式会社ジェー・ピー・シー)
  • 外国人タレントエージェンシー(株式会社フリー・ウエイブ)
  • 外国人モデル・ナレーター事務所(株式会社外経学英協会)
  • ハートフルヒューマンボイス(株式会社Hh-VOICE)
  • 株式会社ベストメディア

各社には異なる特徴がありますが、ここまで紹介したポイントを踏まえて検討すると、ナレーター選びでの失敗を避けられるでしょう。

⒈ボイスマート(株式会社ジェー・ピー・シー)

ボイスマート_TOP

出典:VOICE MART

ボイスマートは、株式会社ジェー・ピー・シーが運営するナレーター手配サービスです。

日本人、外国人あわせて120名以上が登録しており、用途に合ったナレーターを見つけやすいのが特長です。英語ナレーターとしては、アメリカ英語がネイティブのナレーターが多数在籍しています。また日本語・英語のどちらも喋れるバイリンガルも活動しているため、英語で意思疎通ができる人材が自社にいなくても、安心して英語ナレーターに依頼できます。

英語はもちろん中国語(北京語/マンダリン)、韓国語のナレーターも在籍していることから、グローバル展開をしている企業では、幅広い場面で必要なナレーターをスムーズに手配できるでしょう。英語だけでなく中国語、韓国語のナレーターも一度にまとめて依頼できる点が支持されています。

さらに自社スタジオを保有しており、収録から編集までワンストップで対応しているため料金が安く、納品スピードが速い点も魅力です。外国語のスタジオレコーディングは「6万円〜」、外国語の宅録は「7,500円〜」利用ができます。

コンシェルジュが在籍しているため、手配したいナレーターのイメージが漠然としている場合でも、案件に適したナレーターを見つけやすいのも特長です。

社名株式会社ジェー・ピー・シー
サービス名ボイスマート(VOICE MART)
電話番号1994年10月3日
所在地075-365-0571(代)
会社設立年月日〒600-8062
京都府京都市下京区富小路通高辻下る
恵美須屋町193番地
事業内容ナレーション手配や、宣伝広告物の制作、
Webサイト・動画コンテンツの作成、空間プロデュースなど
従業員数81名
サービスページURLhttps://www.voice-mart.jp/

⒉外国人タレントエージェンシー(株式会社フリー・ウエイブ)

外国人タレントエージェンシー

出典:株式会社フリー・ウエイブ

外国人タレントエージェンシーは、株式会社フリー・ウエイブが運営する外国人タレントや声優が手配できるサービスです。

その一環として、外国人ナレーターの派遣も行っており、CMや教材、ゲーム、企業PVなど、幅広い用途に対応できるキャストが在籍しています。

音声データのクオリティにも気を遣っており、「音声データ納品サービス」を利用すれば、宅録であっても高音質で納品してもらえるようです。

提供する各種サービスの中で外国人モデルに特に長けており、外国人モデル・ハーフモデル・エキストラが多数登録しているようです。映像作成などに際して、ナレーターだけでなく、外国人モデルの手配も必要になった際にスムーズに依頼ができるでしょう。

社名株式会社 フリー・ウエイブ
サービス名外国人タレントエージェンシー
電話番号03-6453-2744
所在地〒154-0001
東京都世田谷区池尻3-19-10 
NKビル1階
会社設立年月日平成4年2月
事業内容外国人ナレーターのキャスティングや、
外国人モデル・タレント・俳優・エキストラのマネージメント など
従業員数非公開
サービスページURLhttps://f-w.co.jp/

⒊外国人モデル・ナレーター事務所(株式会社 外経学英協会)

外国人モデル・ナレーター事務所

出典:外国人モデル事務所・外国人ナレーター事務所

外国人モデル事務所・外国人ナレーター事務所(GAIKEI Models & Narrators)は、株式会社 外経学英協会が運営する外国人ナレーター事務所です。優秀な人材を多く揃えているのが特徴で、世界各国から経験豊富な人材が集まっているようです。

モデルやナレーターのキャスティングに長く携わってきた知見を活かして、メディアに適した外国人ナレーターを手配してもらえます。アメリカ英語、イギリス英語、ヨーロッパ言語、中国語、アジア言語と幅広い言語に対応しており、バイリンガルも在籍しているようです。CMやWeb用ナレーションに対応できるナレーターの手配が可能です。

社名株式会社 外経学英協会
サービス名外国人モデル・ナレーター事務所
GAIKEI Models & Narrators
電話番号03-6450-5897
所在地〒141-0021
東京都品川区上大崎2丁目13-29-602
会社設立年月日非公表
事業内容外国人モデル・ナレーターのキャスティング
従業員数非公表
サービスページURLhttps://www.gaikei.com/

⒋ハートフルヒューマンボイス(株式会社 Hh-VOICE)

ハートフルヒューマンボイス

出典:株式会社 Hh-VOICE

ハートフルヒューマンボイスは、株式会社 Hh-VOICEが運営するナレータープロダクションです。ネイティブの英語ナレーターや、その他外国語ナレーターの派遣をしています。

映像にシンクロさせたナレーション収録・編集に対応しています。翻訳業務を請け負っているため、日本語原稿を英語原稿に翻訳してもらいたい場合にも頼りになるはずです。

プロモーション映像、教材やマニュアル、音声メッセージなど、多種多様な用途の音声データを希望のファイル形式で納品してもらえます。

ナレーターの育成・指導経験が豊富なため、手配してもらったナレーターの指示出しに困った際も頼りになるでしょう。

社名株式会社 Hh-VOICE(エイチボイス)
サービス名ハートフルヒューマンボイス
電話番号044-328-9337
所在地〒215-0025
神奈川県川崎市麻生区五力田2-11-6-202
会社設立年月日2018年8月28日(法人設立)
事業内容提携ナレーター・声優のコーディネート
およびキャスティング など
従業員数提携ナレーター・声優 40名、
クリエイター20名(Infic)、マネージャー2名
サービスページURLhttps://www.hh-voice.jp/

⒌株式会社ベストメディア

株式会社ベストメディア

出典:株式会社ベストメディア

株式会社ベストメディアは、コンテンツの字幕や外国語吹き替え、翻訳、外国語ナレーションの提供をしている会社です。外国語ナレーション制作では、アメリカ英語やイギリス英語に対応している他、タイ語やベトナム語にも対応しているようです。

これまで培ってきたキャスティング、外国語の収録経験を活かして、クオリティの高いナレーション収録に努めてくれます。

利便性に長けたサービスも提供しており、ナレーションの納品がスケジュールより遅延しないよう、綿密な進行スケジュールを提案してくれるようです。ナレーションを手配する時期や原稿を用意するタイミングなどについて指示を出してくれます

社名株式会社ベストメディア
サービス名なし
電話番号03-3206-5434
所在地104-0032
東京都中央区八丁堀4-5-12 
21藤ビル4・5階
会社設立年月日1977年12月
事業内容ナレーターのキャスティングや翻訳、
VR 360°立体音響制作サービス など
従業員数7名(2022年9月現在)
サービスページURLhttps://bestmedia.co.jp/studio/narrator-foreign.html#foreign

英語翻訳・英語ナレーション制作の料金相場

英語翻訳・英語ナレーション制作の料金相場は、会社やプランごとに大きく異なります。ここでは大まかな目安をご紹介します。

英語翻訳の原稿

英語翻訳の原稿を依頼する際には、翻訳会社に依頼する方法とナレーション制作会社に依頼する方法があります。それぞれの相場は以下のとおりです。

日本語1字あたり
翻訳専門会社14~25円程度
翻訳も行うナレーション制作会社10~15円程度

翻訳専門会社の料金体系は、翻訳のクオリティや料金、難易度に応じて料金が変動することが多いです。医療や工業など専門分野の翻訳であるほど、金額は高くなります。

翻訳も行うナレーション制作会社の場合、翻訳とナレーションがセットで提供されているところもあれば、別料金で設定されていることもあります。

なお、ナレーション制作会社は基本的に英語翻訳には対応しておらず、英語原稿を依頼前に準備して、ナレーターに用意した原稿を読み上げてもらうのが一般的です。


英語ナレーション収録

英語ナレーション収録は、スタジオ収録と宅録の2つの方法があります。各方法の相場を解説します。

スタジオ収録

英語をはじめとした外国語ナレーション収録の相場は、以下のとおりです。

半日(3h)1日
70,000円~80,000円100,000円~110,000円

スタジオで収録する日本語ナレーターの相場は、半日コースで5万円前後、1日コースで8万円前後です。料金が日本語に比べて高くなりやすいのは、日本語に比べて英語ナレーションを担える人材は母数が少ないためです。

3hコースは、プロモーション映像・CMなど、8分程度のナレーション収録に活用されることが多いです。1日コースは、マニュアル映像や社内e-ラーニングなど長尺のナレーションに適しています。

宅録

宅録(ファストレコーディング)は、ナレーターの自宅など任意の環境で収録を行い、簡単な編集を加えて納品される方法です。スタジオの利用料がかからず、スタジオ収録よりも編集が簡易的なため、利用料金が安くなる傾向にあります。

宅録の目安料金は、以下のとおりです。

料金メニュー・目安時間 納期
24時間納品
(1営業日納品)
2営業日納品 3営業日納品
原稿:100文字程度
時間:30秒程度
5,000円~ 4,300円~ 3,500円~
原稿:200文字程度
時間:40秒程度
7,500円~ 7,000円~ 6,500円~
原稿:300文字程度
時間:1分程度
10,000円~ 9,200円~ 8,500円~

納期が短いほど金額が高くなっていき、原稿文字数が増えるほど金額が高くなっていくシステムになっていることが多いです。

英語ナレーターの選び方

英語ナレーターを選ぶ際には、制作会社に在籍しているコンシェルジュにお願いをするのがおすすめです。ただし、ある程度の知識を持っておいた方がスムーズに要望を伝えやすいでしょう。英語ナレーターを選ぶ際のコツをご紹介します。

用途に合った声質・声量の人を選ぶ

用途に合った声質・声量の人を選ぶ

英語ナレーターを選ぶ際には、用途にマッチした声質・声量の人を選ぶことが重要です。映像の内容や雰囲気、目的によって調和する声、調和しない声は異なります

たとえば、企業を対象としたナレーションの場合は、明るく元気でポップな調子の声よりも、落ち着きがあり丁寧な調子の声の方が適切です。一方で、子供向けの商材では、かしこまった雰囲気の声よりも、明るく元気な声の方が適しています。

また企業の属性や商材の種類によって、男性、女性のどちらの声がマッチするかも変わってきます。女性向けの商材であれば、男性よりも女性の方が視聴者に親しみを与えられます。

英語ナレーターを選定する上では、用途に適したナレーターを選ぶようにしましょう。

日本語・英語の双方が必要な場合は、テイストを統一させる

日本語と英語の両方のナレーション収録が必要なケースでは、双方の声のテイストを一緒にすることが大切です。そうした際に役立つのが、バイリンガルです。バイリンガルであれば同じ人が2言語のナレーションに対応できるため、CMや商材の雰囲気を崩すことなく、双方のナレーションを挿入できます。

正確さ重視ならネイティブ、日本らしさ重視ならバイリンガルを選ぶ

海外の英語ネイティブを対象としたナレーションの場合には、ネイティブに依頼するのがおすすめです。アクセントやイントネーション、訛りといった発音が、現地の人に近いほど、違和感なく聞きいれてもらえます。

ただし、日本語訛りのあるバイリンガルに担当してもらうことで、日本らしさをより魅力的に伝えられることもあります。基本はネイティブを選びつつも、場合によってはバイリンガルの起用も検討するとよいでしょう。

まとめ

英語ナレーション収録の依頼の流れや料金相場、おすすめの英語ナレーター事務所5選、選ぶ際のポイントなど、英語ナレーション収録を依頼する際に知っておきたいことについてお話してきましたが、いかがでしたか。

英語ナレーション事務所を選ぶ際には、以下のポイントを意識することが重要です。

  • ナレーターの在籍数が多いか
  • ナレーターを探しやすいか
  • ネイティブ・非ネイティブの双方が在籍しているか
  • 料金が安いか
  • コンシェルジュが在籍しているか

動画マーケでは、これらすべてのポイントを満たしている下記のナレーターキャスティング事務所をおすすめしています。こちらのサイトではボイスサンプルが多数公開されているため、「どのナレーターを選べばよいかわからない」「英語ナレーションのイメージがあまり湧かない」といった方は、まずはサイトにアクセスしてみるとよいでしょう。

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中島 英太
企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。