プロモーション動画制作に強い京都のおすすめ映像制作会社5選
インターネット環境が整備されたことから、スマホやタブレットなどのデバイスを問わず、動画を視聴できる場面が増えてきました。そのため、商品・サービスの特徴やメリットを動画で訴求することで、認知拡大や販売促進などに大きな効果が期待できます。
本記事では、プロモーション動画の制作に強い京都でおすすめの映像制作会社を5社ご紹介。プロモーション動画制作のコツや費用相場、映像制作会社の選び方などについてもご紹介しますので、プロモーション動画の制作を検討されている方はぜひ参考にしてください。
目次
プロモーション動画制作で成果を出すために意識すべきポイント
効果的なプロモーション動画を制作するためには、次のポイントを意識してみてください。
- 視聴ターゲット
- 放映シーン
- 動画制作の目的(最も伝えたいメッセージ)
- 視聴後に取ってもらいたい行動(CTA)
それぞれのポイントについて具体的に解説していきます。
視聴ターゲット
最初に意識すべきなのは、プロモーション動画の視聴ターゲットです。動画の視聴者ごとに知りたい情報は異なるため、何を訴求ポイントとすべきなのかは異なりますし、視聴者の知識レベルによって、動画内で使用すべき用語なども異なります。
英語教材のプロモーションを例に見てみましょう。下記は、年齢別によく見られる英語学習の目的をまとめた表です。
年齢 | 若年層(10代~20代前半) | 中年層(30代~40代) | 高齢層(60代~) |
---|---|---|---|
英語学習の目的 | 受験・資格試験就職活動 | リスキリング転職・昇給 | 老後の趣味旅行 |
このように、英語教材のプロモーションと一口にいっても、視聴者によって訴求の切り口を変えるべきであることがわかるかと思います。
また、次の表はターゲットの英語力によって、効果的な訴求が変わることを示したものです。
英語力 | まったく自信がない | 基礎力はある | 日常会話はできる |
---|---|---|---|
訴求ポイント | 誰でも理解できる | スラスラ話せるようになる | ビジネスレベルの英語力が身につく |
このように、ターゲットへの理解を深め、どういった訴求がターゲットに響きやすいのかを考えると、プロモーション動画の中で伝えるべきメッセージや、効果的なクリエイティブが見えてくるでしょう。
活用シーン
プロモーション動画をどういった場面で活用するのかによっても、効果的な動画構成が変わってきます。プロモーション動画を活用する主なシーンは、次の5つです。
- 商談
- Webサイト・ホームページ
- YouTube
- InstagramやX(旧Twitter)などのSNS
- テレビCM・TVer広告・ABEMA広告などの広告
たとえば、商談で補足としてプロモーション動画を使用するのであれば、社員の話を前提とした簡単な内容のものでもいいかもしれません。しかし、ホームページやYouTubeで公開する場合は、動画を見ただけで商品・サービスの特徴やメリットを理解してもらえるような内容にした方がいいでしょう。
また、YouTubeやSNS用のプロモーション動画の場合は、それぞれの媒体の特徴を意識して制作しなければなりません。たとえば、Instagramのリールとして投稿するなら最大90秒までの縦型動画が適していますし、スキップが可能なYouTube広告の場合は、冒頭5秒で重要なメッセージを伝えられる横型の動画にした方がいいでしょう。
動画制作の目的(最も伝えたいメッセージ)
動画を制作する目的によって、動画の中でどういったメッセージを伝えるべきなのかが異なります。プロモーション動画を制作する目的には、主に以下のようなものがあるでしょう。
- 認知拡大
- 販売促進
- ブランディング
動画は文章や写真と比べると伝えられる情報量が多いものの、視聴者が理解できる情報には限りがあります。伝えたい情報をすべて詰め込むと視聴者が混乱してしまうため、目的を明確にしたうえで、視聴者にもっとも伝えたいメッセージを一つに絞ることが重要です。
先ほどの英語教材のプロモーションを例に考えると、動画制作の目的が認知拡大の場合は、教材のユニークな特徴などを伝えたうえで、「英語のリスニング能力・スピーキング能力を劇的に向上させる」といったメッセージが効果的でしょう。
販売促進が目的の場合は、視聴者に対して教材を購入することで得られる特典などを伝えると効果的です。「今購入いただくと、オンラインレッスンが無料で受けられる」などのメッセージもよいかもしれません。
長尺すぎる動画は視聴者が途中離脱する可能性も高いですし、制作費用もかさみます。動画制作の目的を明確にし、動画で最も伝えたいメッセージを絞るようにしてみてください。
視聴後に取ってもらいたい行動(CTA)
プロモーション動画を制作するからには、企業活動に結びつける必要があります。せっかくプロモーション動画を見て興味を抱いたにもかかわらず、次にどうしたらいいのか分からず離脱してしまう視聴者も少なくありません。プロモーション動画で成果を出すためには、視聴者が次に取るべきアクションを明確に指示する「CTA」のある動画構成にしてみてください。
CTA(Call To Action)
「行動喚起」を表すマーケティング用語。ターゲットへ具体的な行動を要求するポイント。
視聴者に促す行動としては、次のような例が挙げられます。
- 製品購入・申し込み
- Webサイト訪問
- アカウント登録
- 資料請求
- 商品検索
このCTAについては、プロモーション動画を活用する場面によって使い分けなければなりません。たとえば、商談中に使うプロモーション動画であれば「気になることは営業担当者にお気軽にお尋ねください」と誘導すれば、スムーズに営業できます。YouTube広告であれば「今すぐクリック」「今すぐ資料請求」などのCTAでWebサイトへ誘導してもいいでしょう。テレビCMであれば「興味のある方は○○で検索」「お申し込みはお電話で!」などのCTAが定石です。
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プロモーション動画の制作にかかる費用相場
プロモーション動画の制作費用は、依頼する内容によって異なります。企画構成やナレーションなどを省けば、35万円程度で制作することも可能です。企画・ナレーションをはじめ、モーショングラフィックスやBGMなどの基本的な編集作業も依頼する場合は、50万円以上は必要でしょう。
3DCG・VFXなどの高度な編集技術やドローン撮影なども含む場合は、70万円以上が相場です。本格的なプロモーション動画を制作したいのであれば、70万円〜100万円程度は予算確保しておきましょう。
映像制作会社選びで失敗しないために意識すべき5つのコツ
プロモーション動画を作るときは映像制作会社に依頼することになりますが、候補が多すぎて選び方が分からないという方もいるのではないでしょうか。映像制作会社選びで失敗しないためには、次の5点を確認することが重要です。
- プロモーション動画の制作実績の豊富さ
- 対応している編集・撮影技術
- キャスティング対応
- 自社スタジオの有無
- 広告運用の対応
それぞれ選び方のコツについて解説します。
1.プロモーション動画の制作実績の豊富さ
ここまでご紹介したとおり、プロモーション動画を制作する際は「ターゲット選定」や「動画の活用シーン」「動画制作の目的」など、意識すべきポイントが多々あります。これらのポイントをふまえた動画を制作してもらうためには、プロモーション動画の制作実績が豊富な映像制作会社に依頼するのがいいでしょう。
プロモーション動画の制作実績は、映像制作会社のホームページに掲載されていることがほとんど。実際にプロモーション動画を見たうえで、この記事でお話したようなポイントをふまえた動画になっているか確認してみてください。
2.対応している編集・撮影技術
多彩な映像表現や演出を取り入れたクオリティの高いプロモーション動画を制作するためには、モーショングラフィックスや3DCG、VFXなどの高度な編集技術が必要不可欠です。とはいえ、すべての映像制作会社がこれらの編集技術に対応しているわけではありません。また、外で撮影した映像が必要な場合はロケ撮影、俯瞰した映像が必要な場合はドローン撮影が必要になります。
希望する映像を制作してもらうためにはどういった編集技術や撮影が必要になるのかを明確にし、対応している映像制作会社に依頼するようにしましょう。
3.キャスティング対応
ナレーターやモデルを起用したい場合、キャスティングにも対応している映像制作会社に依頼した方がやりとりの手間が省けます。とくにナレーターを自社で手配しようとすると、イメージどおりのナレーターを探すのが難しいだけでなく、ナレーション品質の管理にも苦労するでしょう。
キャスティングに慣れている映像制作会社であれば、プロモーション動画のイメージにマッチした人材を提案してくれます。ナレーション品質においても安心できるため、ワンストップで依頼できる映像制作会社をおすすめします。
4.自社スタジオの有無
自社に撮影スタジオを保有している映像制作会社であれば、スタジオを探す手間が省けるだけでなく、コストを抑えつつも映像のイメージに沿った映像を撮影してもらえます。
また、スタジオにどういった設備が完備されているのかもあわせて確認しておきましょう。3DCGやVFXを活用したいなら「グリーンバックスタジオ」が必要ですし、商品映像の撮影には「白ホリゾントスタジオ」が優れています。
白ホリゾント
真っ白な空間が広がるスタジオのこと。シンプルな空間のため、商品の魅力を惹き出しやすい。
関連記事:大阪・京都で白ホリ・白ホリゾントのあるおすすめ撮影スタジオ5選
活用シーンやターゲットごとに複数パターンのプロモーション動画を制作したい場合は、まとめ撮りが可能な「同録スタジオ」が便利です。同録スタジオで「映像」と「音」を同時に収録すれば撮影時間を短縮でき、効率的に編集することでトータルコストも抑えられます。
制作費用を抑えて短納期でプロモーション動画を制作したいのであれば、設備が整った自社スタジオを保有している映像制作会社へ依頼しましょう。
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5.広告運用の対応
プロモーション動画は制作がゴールではなく、あくまでも動画マーケティングのスタートになります。せっかくクオリティの高い動画を制作しても、ターゲットに見てもらわなければ意味がありません。動画マーケティングを成功させるためには、制作した動画をどのように運用するかが重要です。
動画の運用は広告代理店に依頼することもできますが、やりとりをする窓口が増えることにより手間がかかるだけでなく、制作した動画のターゲットや目的がきちんと共有されない可能性も。この場合はプロモーション動画が効果的に運用されず、目的を達成できない一因となってしまうおそれもあります。
SNS広告やテレビCMなどの広告運用まで任せられる映像制作会社であれば、動画制作後のプロモーションまで一貫して任せられます。プロモーション動画を効率的に活用したいなら、動画マーケティングにも精通した映像制作会社に頼ってみてください。
プロモーション動画制作に強い京都のおすすめ映像制作会社5選
ここまで紹介したコツやポイントをふまえて、プロモーション動画制作に強い京都のおすすめ映像制作会社を5社ご紹介します。
映像制作会社 | 特徴 |
---|---|
株式会社ジェー・ピー・シー | 動画マーケティングに強い グリーンバック・白ホリゾント・同録スタジオを完備 動画広告の運用などのプロモーション支援にも対応 |
ATE UNIVERSE | デザインに強い インフルエンサーマーケティングにも対応 |
AD SPRING | 経験豊富なスタッフが在籍 動画アプローチの設計・開発も対応 |
ダイヤモンドプロ | 人を魅力的に映すコンテンツに強い ゼロからコンセプトの構成をしてもらえる |
コイズミデザイン映像事業部 | デザインのトータルプロデュースに対応 白ホリゾントスタジオは自社完備(同録不可) |
それぞれの映像制作会社の強みや独自性もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.株式会社ジェー・ピー・シー
京都に拠点を置く株式会社ジェー・ピー・シーは、京都市内にグリーンバックや白ホリゾントを完備した、同録対応可能な自社スタジオを保有しています。プロモーション動画制作の制作実績が豊富にあり、テレビCMやYouTube広告をはじめとした動画マーケティングにも精通していることが強みです。
ドローン撮影やロケ撮影、3DCGやVFXを駆使した映像編集にも対応しており、撮影から編集、広告運用までのすべてを一貫して任せられるのが嬉しいポイント。また、モデルやナレーターのキャスティングにも対応しています。京都で制作会社に迷ったら、まずはジェー・ピー・シーに頼るといいでしょう。
会社名 | 株式会社ジェー・ピー・シー |
住所 | 〒600-8062 京都府京都市下京区恵美須屋町193 |
電話番号 | 075-365-0571 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・3DCG・ VFX・アニメーション・ロケ撮影・ドローン撮影 など |
動画広告への対応 | テレビCM・YouTube広告・SNS広告など多数 |
概算費用 | ベーシック:350,000円~ スタンダード:500,000円~ プレミアム:700,000円~ ※動画のまとめ撮りにも対応 |
2.ATE UNIVERSE
出典:ATE UNIVERSE
ATE UNIVERSEは京都・滋賀を基盤にした、デザインに強い映像制作会社です。撮影機材も自社保有しており、制作予算に合わせて機器を選定してもらえます。企画立案・演出段階からアートディレクター・グラフィックデザイナーが参加し、映像全体のデザイン性を高めていくことが特徴です。
プロモーション動画を制作して終わりではなく、配信メディアの提案にも対応しており、運用も任せられます。タレントやマイクロインフルエンサーのキャスティングも可能なので、インフルエンサーマーケティングに興味のある方にもおすすめです。
会社名 | 合同会社 ATE UNIVERSE |
住所 | 〒600-8898 京都府京都市下京区西七条東御前田町48 LOFT48 1F |
電話番号 | 075-323-3733 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・ロケ撮影・ドローン撮影・ ウォークスルー撮影・スライダー撮影 など |
動画広告への対応 | YouTube広告・SNS広告など |
概算費用 | 要問い合わせ |
3.AD SPRING
出典:AD SPRING
AD SPRINGはテレビCM制作出身のプロデューサーを中心にした映像制作会社で、豊富な経験に裏付けされたディレクション業務が強みです。動画制作だけではなく、効果的な動画アプローチの設計・開発まで対応してもらえます。
ナレーションやアニメーションなどを省いた安価なプランも用意されているので、費用を抑えたい方にもおすすめです。
会社名 | 有限会社 アド スプリング |
住所 | 〒604-8205 京都府京都市中京区新町三条下ル三条町349-2 |
電話番号 | 075-257-3443 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・モーショングラフィックス・ 3DCG・アニメーション など |
動画広告への対応 | YouTube広告など |
概算費用 | Lightプラン:20万円~ Standardプラン:50万円~ Advanceプラン:130万円~ |
4.ダイヤモンドプロ
出典:ダイヤモンドプロ
ダイヤモンドプロは人を魅力的に映すコンテンツに強い映像制作会社です。動画制作の目的・使用用途・活用案などのヒアリングにも力を入れているため、はじめてのプロモーション動画制作で不安を感じている方でも安心して任せられるでしょう。
構成はテンプレート化されておらず、ゼロからコンセプトを構成してもらえます。オリジナリティの高い動画を制作したい方は、一度問い合わせてみてください。
会社名 | 株式会社ダイヤモンドプロ |
住所 | 〒602-8057 京都府京都市上京区下長者町通堀川東入紹巴町19-6 |
電話番号 | 075-441-4848 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・ 3DCG・アニメーション など |
動画広告への対応 | なし |
概算費用 | シンプルプラン:10万円~ ベーシックプラン:35万円~ プレミアムプラン:70万円~ |
5.コイズミデザイン映像事業部
コイズミデザイン映像事業部はデザインのトータルプロデュースから企画立案まで対応している映像制作会社です。業種業態問わず、プロモーション動画を含む映像制作を起点にさまざまなコンテンツ制作も提案しています。
なお、白ホリゾントスタジオは自社で完備していますが、同録には対応していません。
会社名 | 株式会社コイズミデザイン |
住所 | 〒616-8185 京都府京都市右京区太秦開日町5番地4 |
電話番号 | 075-865-3808 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集など |
動画広告への対応 | なし |
概算費用 | 要問い合わせ |
まとめ
プロモーション動画で成果を出すためには映像の綺麗さだけではなく、商品・サービスの魅力をいかにわかりやすくターゲットに伝えられるかが重要になります。そのためには、ターゲットや目的、活用シーンを明確にしたうえで、動画を制作しなければなりません。
企業活動に役立つプロモーション動画を作るためには、こちらの記事で紹介したようなマーケティングの目線で動画を制作してくれる映像制作会社に依頼しましょう。
動画マーケでは、プロモーション動画の制作実績が豊富で、マーケティングはもちろん撮影・編集技術にも優れている下記の映像制作会社を推奨しています。スタジオも自社で完備しており、動画広告の運用にも対応しているので、動画を使ったプロモーションに興味のある方は一度相談してみてください。
【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!
撮影・映像制作・動画広告媒体のすべてをお任せ
映像制作×集客施策がワンストップで
株式会社JPC
- 中島 英太
- 企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。
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