研修動画の制作実績が豊富な大阪のおすすめ映像制作会社5選
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研修動画の制作実績が豊富な大阪のおすすめ映像制作会社5選

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社員教育の質を揃えられない、社内研修にかけるリソースが足りないなどの理由で、スタッフのスキル向上に苦労している経営者・マネージャーの方も多いのではないでしょうか。本来の業務をこなしつつ、新人や部下に対して教育することは簡単ではありません。

そのような社員教育に悩みのある企業は、研修動画を活用してみてください。研修動画は学習する社員側・学習させる企業側の双方にメリットのあるツールです。

本記事では、社内研修に動画を活用するメリット活用例とあわせて、研修動画の制作実績が豊富な大阪のおすすめ映像制作会社を5社紹介します。研修動画の制作を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

社内研修に動画を使うメリット

社内研修に動画を使うメリット

社内研修に動画を用いると、学習する社員側にとって次のようなメリットがあります。

  • 好きな時間に学習できる
  • 場所を選ばず視聴できる

また、学習させる企業側(経営者・マネージャー)にとっても、次のようなメリットがあることが特徴です。

  • コスト削減につながる
  • 教育の質を揃えられる
  • 学習状況を管理しやすい

まずは、研修動画がもたらす学習側・企業側それぞれのメリットについて紹介します。

好きな時間に学習できる【学習側】

セミナーや集合教育を受ける場合、開催日時にあわせて業務スケジュールを調整しなければなりません。仕事に穴を開けることにもなりますし、都合がつかず参加できないことも多いのではないでしょうか。

一方、研修動画であれば、各人が好きな時間に学習できます。業務の合間で視聴すれば、周囲に迷惑をかけることもありません

場所を選ばず視聴できる【学習側】

場所を選ばず視聴できることも研修動画のメリットです。たとえば、外出の多い営業職やクライアントワーク職では、研修を受けるためにオフィスまで戻ってくることが負担になることもあります。

研修動画であれば外出先でも学習できますから、社員に負担をかけることなく研修を行えます。また、移動時間を減らすことで生産性を向上させる効果も期待できるでしょう。

コスト削減につながる【企業側】

企業側の視点で見ると、研修動画の導入はコスト削減にもつながります。研修のたびに講師を呼ぶと講演料や会場費用などのコストが発生するため、数年単位で見ると少なからず負担になるでしょう。

研修動画は一度作ってしまえば繰り返し使えますから、長期的に見ると教育にかかるコストを抑えることができるのです

教育の質を揃えられる【企業側】

教育の質を揃えられることも、研修動画ならではのメリットです。たとえば新卒社員を対象に営業研修を実施する場合、講師が変われば学習する内容も変わるでしょう。講師が同じ場合も、年度が変われば話す内容が異なるかもしれません。

社員ごとに学習した内容が異なるとサービス品質や技術水準、知識レベルを揃えられず、余計に教育コストがかかる可能性もあります。研修動画であれば内容は変わりませんから、品質管理がしやすいこともメリットの一つです。

学習状況を管理しやすい【企業側】

研修動画の視聴・未視聴を管理することで、スタッフの学習進捗を把握できることもメリットです。管理職が部下の視聴状況を把握できれば、それぞれの社員の学習意欲を測ることもできます。

進捗が遅いスタッフがいれば、個別にサポートすることも可能です。このように上司から部下に対するマネジメントが容易になることも研修動画の活用方法として覚えておきましょう。

研修動画の活用シーン例

研修動画の活用シーン例

研修動画の活用シーンとしては、次のような例が挙げられます。

  • 新入社員研修(入社のタイミングで実施)
  • 管理職研修(昇進したタイミングで実施)
  • 商品研修・サービス研修(定期的に実施)

新入社員研修では、社会人としての基礎知識やそれぞれの企業ならではのルール、入社に伴う心構えなどを伝えるといいでしょう。

管理職研修では、昇進したスタッフに対して部下の管理方法や予実管理、管理職に対して会社が求めていることを研修させることがおすすめです。

商品研修やサービス研修は半年〜1年に1回実施すれば、サービス品質の維持向上につながることが期待できます。

研修動画の種類

一口に研修動画といってもさまざまな種類があり、一般的には次の3パターンに分類されます。

  • マニュアルタイプ
  • セミナータイプ
  • 再現シーンタイプ(ドキュメンタリータイプ)

それぞれのタイプごとに適した研修内容があるので、動画制作の参考にしてください。

マニュアルタイプ

マニュアルタイプ

作業手順や定型業務の研修に向いているのがマニュアルタイプです。紙のマニュアルよりも伝えられる情報が多く、未経験者にも一目瞭然で伝えられます。マニュアルタイプの研修動画を作る際は、ターゲット(被教育者)の知識レベルを意識した内容にするといいでしょう。

関連記事:マニュアル動画制作の成功ノウハウ公開!成功事例5選もご紹介

セミナータイプ

セミナータイプ

講師が説明する形式の研修動画は、セミナータイプに分類されます。マネジメントやチームワークなど抽象的なテーマに向いており、学習色が強いタイプです。退屈な内容にならないよう、メリハリをつけた動画にする必要があります

再現シーンタイプ(ドキュメンタリータイプ)

再現シーンタイプ(ドキュメンタリータイプ)

特定の状況を再現して注意喚起を促す研修動画は再現シーンタイプ(ドキュメンタリータイプ)と呼ばれます。自動車教習所のビデオ学習素材のようなイメージで、事故防止やハラスメント防止の研修に便利です。

研修動画を制作するコツ

研修動画を制作するコツ

ここまで紹介した研修動画のメリットをふまえて、導入を検討している方も多いのではないでしょうか。わかりやすい研修動画を制作するためには、次の4つのコツを意識してみてください。

  • プロの映像制作会社に依頼する
  • アニメーションやモーショングラフィックスを活用する
  • 研修動画は一本10分程度の長さにする
  • アウトプットの時間も設ける

それぞれのコツについて詳しく解説します。

プロの映像制作会社に依頼する

研修動画は映像の良し悪しが学習クオリティに直結するため、プロの映像制作会社に依頼することをおすすめします。実績豊富な映像制作会社であれば、視聴者が内容を理解しやすい研修動画を作るためのアドバイスもしてくれるでしょう。

アニメーションやモーショングラフィックスを活用する

アニメーションやモーショングラフィックスを活用することで、研修内容をよりわかりやすく伝えられます。

モーショングラフィックスとは

文字やイラスト、ロゴなどのグラフィックスに動きをつける技法。チャートやグラフに動きをつける「インフォグラフィックス」、文字をデザイン要素として使う「タイポグラフィックス」などが含まれる。

関連記事:モーショングラフィックスの活用事例や費用相場を一挙公開!

たとえばインフォグラフィックスを使えば数値的な情報を分かりやすく伝えることもできますし、アニメーションを使えば親しみやすさを演出することも可能です。

教科書のような単調な研修動画では学習意欲を減らすことになりますから、モーショングラフィックスやアニメーションを活用したメリハリのある動画にしてみてください

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研修動画は一本10分程度の長さにする

どれだけ内容を工夫しても、10分以上の動画になると受講者の集中力が切れてしまいます。しっかり学習してもらうためにも、研修動画は一本10分程度の長さにしましょう。

基本的に、一本の研修動画で伝えられるポイント(テーマ)は1つです。研修するべき要素が多い場合は、10分以内の短めの動画を複数本用意することをおすすめします。

アウトプットの時間も設ける

研修動画を視聴するだけ、すなわちインプットするだけでは記憶が定着しません。動画の最後にクイズを出すなど、アウトプットの時間も設けると実践的な研修動画になります。

テストをする必要まではないかもしれませんが、視聴者に考える時間を与えるなど工夫してみてください。

研修動画はまとめ録りがおすすめ!スタジオ選びの条件とは?

研修動画はまとめ録りがおすすめ!スタジオ選びの条件とは?

先述したとおり、視聴者の集中力を保つためにも研修動画は一本10分程度の長さにするべきです。また、視聴者が理解しやすいよう、一本の動画につき1つのテーマに絞った方がいいでしょう。これらの条件をふまえると、研修動画を本格的に導入する場合は複数の動画を制作しなければなりません

そして複数撮りの研修動画でもコストを抑えて撮影するためには、まとめ録り可能なスタジオを選ぶことが重要です。まとめ録り可能なスタジオには、2つの条件があります。

  • 同録の可否(防音×吸音設備が整っているか)
  • グリーンバック×リアルタイム編集の可否

ここからは、研修動画に適したスタジオの選び方について解説します。

同録が可能か(防音×吸音設備が整っているか)

同録とは、動画制作において撮影時に「映像」と「音」を同時に収録することを指し、同録スタジオとは、同録を可能にする防音・吸音設備が整っているスタジオのことです。単純なつくりのスタジオでは、撮影時に雑音が入ってしまう可能性があります。同録を行う場合、雑音が入ると映像ごと一から撮り直さなければならないため、雑音対策が必須となります。

その雑音対策の一つが、防音・吸音設備。同録を実現するためには「吸音」と「遮音」という2つの機能が求められます。吸音は音の反射を軽減させる(スタジオ内外の音を吸収する)機能で、遮音は音を遮断する(スタジオの外の雑音を防ぐ)機能です。この「吸音」と「遮音」の双方が組み合わさることによって、はじめて同録可能な「防音」対策となるため、吸音マットや防音壁があるスタジオを選ぶのがよいでしょう。

防音・吸音対策が完備された同録スタジオであれば撮影中の雑音が入らず、映像と音を同時に収録可能です。同録であれば後からナレーションを付け加える必要がありませんから、スタジオを別途確保する必要はありません。動画をまとめ撮りする場合は同録スタジオの方が圧倒的に効率よく収録でき、なおかつ動画のクオリティも向上することがポイントです。

グリーンバック×リアルタイム編集が可能か

研修動画制作のコストを抑えたい場合は、グリーンバックとリアルタイム編集の対応可否も確認してください。

まとめ録りが可能なスタジオを選んだとしても、編集が後日となればお金と時間がかかるため意味がありません。クロマキー技術やスイッチャーなどを活用し、撮影後すぐにクロマキー合成やカメラの切り替えなどを同時に処理できる機材・環境が整っていることが重要です。

クロマキー合成を行うと背景に資料やPPT、画像などを合成することが可能になるため、研修動画においては特に重宝します。このクロマキー合成を行うためには、背景部分をきれいに透過させなければならず、背景の色を均一に保つためにグリーンバックが必須に。

クロマキー合成とグリーンバック

映像の一部分を抜き出す「キーイング」という編集技術の1つがクロマキー合成です。そしてクロマキー合成するためには、人物の肌と最も被りにくい色であるグリーンバックが不可欠といわれています。

関連記事:東京都内でクロマキー・グリーンバック完備のおすすめ撮影スタジオ5選

このクロマキー合成やスイッチャーを使用した映像の切り替えをリアルタイムで行うことで、動画編集を効率的に進められるため、研修動画制作にかかる費用を抑えることができます

同録×リアルタイム編集が可能なスタジオならコストダウンが実現

動画を撮影するためには、スタジオや機材を借りる費用がかかります。たとえば、スタジオ・機材のレンタル代が1日20万円だとすると、1日に10本の研修動画を収録できれば1本あたりのコストは2万円に抑えられます。

しかし、同録やリアルタイム編集ができないスタジオの場合は、どうしても1日に収録できる研修動画の本数は少なくなります。たとえ1日に数本しか収録できなかったとしても、スタジオ・機材・オペレーター手配に必要な1日料金は変わりません。まとめ録り可能なスタジオでなければ撮影の度にスタジオ費用がかかりますし、スケジュール調整の手間も発生します

このような背景があるからこそ、同録・リアルタイム編集が可能なスタジオで撮影することで、複数本必要になる研修動画の制作を効率よく行うことができ、一本あたりの制作費を飛躍的にコストダウンさせられるのです。

研修動画の制作実績が豊富な大阪のおすすめ映像制作会社5選

ここまで紹介したコツをふまえて、研修動画の制作実績が豊富な大阪のおすすめ映像制作会社を5社紹介します。

映像制作会社特徴
株式会社ジェー・ピー・シー企画から撮影、編集まで一貫して依頼可能
研修動画のまとめ撮りに最適なスタジオを完備
防音吸音設備のある同録スタジオ
グリーンバックスタジオ
リアルタイム編集にも対応
モデルやナレーターなどのキャスティングも可能
株式会社シードアシスト低価格のプランがある
クレフリモート企業向けに研修動画を制作
Vermu研修内容についてヒアリングしてもらえる
246Byunレスポンスが早い
モデルやナレーターなどのキャスティングも可能

それぞれの映像制作会社の強み・特徴を紹介するので、研修動画制作の参考にしてください。

1.株式会社ジェー・ピー・シー

JPC_映像サイト

出典:株式会社ジェー・ピー・シー

株式会社ジェー・ピー・シーは京阪神を営業エリアに置き、大阪での研修動画制作の実績が豊富な映像制作会社です。アニメーションやモーショングラフィックスにも対応しており、企画から撮影、編集まで一貫して依頼できます

防音・吸音設備があり、同録が可能なグリーンバック完備の自社スタジオを保有しているのもポイント。これにより、クロマキー合成やリアルタイム編集に対応できるため、コストを抑えてハイクオリティな研修動画を制作することが可能です。

モデルやナレーター、スタイリストなど、研修動画撮影に必要な人材のキャスティングにも対応しているため、研修動画の制作が初めての場合でも安心して依頼できるでしょう。

会社名株式会社ジェー・ピー・シー
営業エリア大阪、京都、神戸 京阪神一円
住所〒600-8062
京都府京都市下京区恵美須屋町193
電話番号075-365-0571
対応範囲企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・BGM・効果音・
モーショングラフィックス・アニメーション・プロモーションなど

スタジオ完備(同録・リアルタイム編集・グリーンバック)
概算費用ベーシック:350,000円~
スタンダード:500,000円~
プレミアム:700,000円~

株式会社ジェー・ピー・シーの公式ホームページはこちら

2.株式会社シードアシスト

株式会社シードアシスト

出典:株式会社シードアシスト

株式会社シードアシストは、中小企業から官公庁まで幅広いジャンルで実績のある映像制作会社です。低価格のプランが用意されているので、制作費用を抑えたい場合には選択肢になるでしょう。

ただし、同録やリアルタイム編集可能なスタジオについては公式ホームページ上で言及されていません。研修動画の製作本数が多い場合の効率性については、事前に確認することをおすすめします。

会社名株式会社シードアシスト
住所〒530-0044 
大阪府大阪市北区東天満2丁目8番1号
若杉センタービル別館
電話番号06-6354-7077
対応範囲企画・撮影・編集・アニメーション・
ナレーション・キャスティング・3DCGなど
概算費用エコノミークラス:160,000円~
ビジネスクラス:340,000円~
ファーストクラス:740,000円~

株式会社シードアシストの公式ホームページはこちら

3.クレフ

クレフ

出典:クレフ

クレフではリモート化・オンライン化が定着した企業向けに研修動画を制作しています。企画から撮影、編集まで依頼できるので、一般的な研修動画であれば問題なく対応してもらえるでしょう。

ただし音声については、完成した映像に合わせて別途スタジオでナレーション収録するフローを採用しています。同録に対応していないことは留意しておきましょう。

会社名株式会社クレフ
住所〒540-0003 
大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-14-2
鵲森之宮ビル8F
電話番号ホームページから問い合わせ
対応範囲企画・撮影・編集・各種エフェクト
概算費用要問い合わせ

クレフの公式ホームページはこちら

4.Vermu

Vermu

出典:Vermu

Vermuは和泉市を拠点とする映像制作会社です。研修内容を十分にヒアリングした後に制作してもらえるため、はじめて研修動画を制作する企業でも安心して任せられるでしょう。

スタジオ設備については公式ホームページ上にないため、同録やクロマキー合成を希望する場合はあらかじめ確認してみてください。

会社名Vermu
住所大阪府和泉市(住所非公開)
電話番号ホームページからお問い合わせ
対応範囲企画・撮影・編集
概算費用要問い合わせ

Vermuの公式ホームページはこちら

5.246Byun

246Byun

出典:246Byun

246Byunは対応スピードにこだわっている映像制作サービスです。映像制作中の質問に対しても迅速に回答してくれるため、コミュニケーションを重視する企業と相性がいいでしょう。

それぞれの企業に合わせた研修動画構成を提案してくれるので、研修内容のイメージがついていない場合も気軽に相談してみてください。ナレーターやモデルを手配してもらうことも可能です。

会社名株式会社ワイドウィンドウズ
住所〒530-0028 
大阪府大阪市北区万歳町4-12 
浪速ビル西館9F
電話番号06-6313-0246
対応範囲企画・撮影・編集・ナレーション・
キャスティング・BGM
概算費用ライトプラン:200,000円~300,000円
ベーシックプラン:300,000~500,000円
プレミアムプラン:1,000,000円~

246Byunの公式ホームページはこちら

まとめ

研修動画は、学習側(社員側)にも企業側にもメリットのあるツールです。うまく活用すれば教育コストを削減する効果が期待できますが、制作すべき動画本数が多くなりやすく、制作コストが増えやすい点には注意しなければなりません。

研修動画の制作コストを抑えるためには、同録可能な防音×吸音設備が整っており、グリーンバック×リアルタイム編集が可能なスタジオを完備している映像制作会社に依頼しましょう。動画マーケでは、研修動画に必要なこれらすべての設備を完備したスタジオを保有している、下記の映像制作会社を推奨しています。

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中島 英太
企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。